タイトルコード |
1000101239668 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本における「近代政党」の誕生 |
書名ヨミ |
ニホン ニ オケル キンダイ セイトウ ノ タンジョウ |
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戦前期島根県における憲政会・民政党勢力の展開 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
杉谷 直哉/著
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著者名ヨミ |
スギタニ ナオヤ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
法律文化社
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出版年月 |
2025.3 |
本体価格 |
¥6400 |
ISBN |
978-4-589-04399-3 |
ISBN |
4-589-04399-3 |
数量 |
9,273,5p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
315.1
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件名 |
政党-日本
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注記 |
文献:p251〜261 |
内容紹介 |
「近代政党」の基盤たる地方組織はいかに形成されたのか。島根県に焦点を当て、若槻礼次郎の個人後援会を中心に憲政会・民政党の組織網整備の経緯を解明。戦前の政治家と社会の関係に新たな視座を与える。 |
著者紹介 |
大阪府生まれ。京都府立大学大学院文学研究科史学専攻博士前期課程修了。博士(歴史学)。島根大学法文学部山陰研究センター客員研究員、丹波篠山市役所職員、京都文教大学非常勤講師。 |
目次タイトル |
序章 戦前の政党をめぐる論点 |
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第1章 島根県における憲政会・立憲民政党勢力の形成と展開 |
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1 戦前期の政党研究・選挙研究の再検討 2 戦前期島根県の経済・政治状況 3 克堂会の結成 4 憲政会勢力の伸長 5 民政党の結党 6 島根県青年連盟大会の開催 7 「近代政党」への転換の意義と課題 |
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第2章 戦前期地方政党組織論 |
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1 戦前の政党地方組織の特徴と研究状況 2 立憲民政党島根支部の結成過程 3 支部組織の活動と構造的特徴 4 男子普通選挙下における政党組織と後援会 5 代議士中心型と政党組織中心型選挙区の形成 |
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第3章 一九三〇年代の二つの総選挙をめぐる二つの逆説 |
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1 立候補宣言(挨拶)の意義 2 「近代政党」をめぐる第一の逆説 3 「近代政党」をめぐる第二の逆説 4 二つの逆説の意味と「近代政党」の矛盾 |
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第4章 選挙粛正運動の展開とその限界 |
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1 選挙粛正運動とは何か 2 前期選挙粛正運動の展開とその特徴 3 政党政治家による政党擁護論 4 後期選挙粛正運動の展開とその特徴 5 選挙粛正運動がもたらしたもの |
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第5章 政党政治家のイメージ形成 |
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1 政治家のイメージを考えるという試み 2 若槻礼次郎の伝記と政党政治家のイメージ形成 3 メディアが作った政治家イメージ 4 政治家のイメージ形成が意味するもの |
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終章 「近代政党」の経験をどう見るか |