| タイトルコード |
1000101269612 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
王朝物語史的創造考 |
| 書名ヨミ |
オウチョウ モノガタリ シテキ ソウゾウコウ |
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平安後期・末期における主人公と先行物語<引用> |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
松浦 あゆみ/著
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| 著者名ヨミ |
マツウラ アユミ |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
武蔵野書院
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| 出版年月 |
2025.8 |
| 本体価格 |
¥11500 |
| ISBN |
978-4-8386-0808-9 |
| ISBN |
4-8386-0808-9 |
| 数量 |
12,383,1p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
913.38
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| 件名 |
浜松中納言物語
松浦宮物語
在明の別
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| 内容紹介 |
平安時代後期物語「浜松中納言物語」、平安時代最末期物語「松浦宮物語」などを対象に、物語展開・作品構造を決定づける諸要因を考察。特に作品の中心で活躍する主人公の言動・心情と先行物語<引用>を論じる。 |
| 著者紹介 |
京都市生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得退学。同大学非常勤講師。京都女子大学非常勤講師。 |
| 目次タイトル |
序論 平安時代後期・末期物語の主人公と先行物語<引用>、文化・社会 |
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Ⅰ部 『浜松中納言物語』の王朝物語史的創造考(1) |
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第一章 『浜松中納言物語』の<渡唐体験>考 |
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はじめに 一、唐土の後宮事情と見聞する男主人公の環境における<時代差> 二、唐土の客人としての光源氏的時代<体験> 三、唐后の「本体」見聞から見出された宿縁 四、唐后の美質を語る価値をめぐる葛藤 五、<前代のゆゑ>の見聞という<渡唐体験> おわりに代えて |
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第二章 『浜松中納言物語』渡唐中の恋をめぐる和歌の役割考 |
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はじめに 一、渡唐中の恋歌の役割をめぐる問題点と研究史概観 二、「波の上の」詠をめぐる<歌の場>の人物・詠歌事情の検討 三、「波の上の」詠における該当人物・歌意の検討 四、作品全体における<予見する后>詠としての役割 おわりに |
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第三章 『浜松中納言物語』における大弐の史的位相と役割考 |
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はじめに 前編 『浜松中納言物語』における大弐の史的位相考 一、巻二登場の大弐の謎 二、歴史上の官位との比較から読み取れる作中のあり方 三、他の物語との比較から読み取れる作中の意味合い 前編小結 後編 『浜松中納言物語』における大弐の日唐双方向の役割考 一、大弐の卑下を基底とした男主人公の言いつくろい 二、恋の<噂>を恐れる男主人公と筑紫/唐土 三、大弐と唐土からの送使「宰相」をめぐる作品構造 後編小結 おわりに |
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Ⅱ部 『浜松中納言物語』の王朝物語史的創造考(2) |
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第一章 『浜松中納言物語』男主人公の言いつくろい考 |
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はじめに 前編 若君の処遇・素姓説明をめぐる男主人公の言いつくろい考 一、若君の処遇概観と問題の所在 二、帰国後の生活における若君の処遇・素姓説明の特徴 三、唐后の<ゆかり>若君への心情 四、若君を託す唐后の<ゆかり>選択のあり方 五、吉野姫君へ若君を託す際の語りの情動 前編小結 後編 若君の処遇・素姓説明をめぐる作品構造考 一、巻五の兵部卿宮の吉野姫君盗み出しをめぐる問題提起と作品概観 二、巻四の<若君の母>吉野姫君を取り巻く京の社会の思惑 三、巻五の男主人公の京の生活秩序<是正>と若君 後編小結 おわりに |
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第二章 『浜松中納言物語』巻三考 |
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はじめに 一、大将大君への語らいの変化をめぐる問題提起 二、<御前の唐語り>以前の唐后思慕における閉塞性 三、<御前の唐語り>で求められる唐后の語る価値 四、<御前の唐語り>の内実と唐后思慕の変質 おわりに |
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第三章 『浜松中納言物語』唐后の<ゆかり>への援助の必然性小考 |
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はじめに 一、吉野山初訪問時の唐后の言伝け回想をめぐる解釈の問題 二、聞き手の存在と「もこそ」文の検討 三、「あてはかに思ひまさる」男主人公の心情検討 おわりに |
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Ⅲ部 『松浦宮物語』の王朝物語史的創造考 |
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第一章 『松浦宮物語』における<破綻>の方法考 |
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はじめに 一、『浜松中納言物語』変奏と<構想破綻説>をめぐる問題の所在 二、<あくがるる>恋からあやにくさを自覚した“破綻”へ 三、<琴をめぐる宿世>の構造検証 四、男主人公の恋における鄧皇后の統制の意味 おわりに |
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第二章 『松浦宮物語』の<血の涙>表現をめぐる作品構造考 |
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はじめに 一、『うつほ物語』<引用>の概観・本文異同による享受の問題の所在 二、「血の涙」「紅の涙」等関連表現における『うつほ物語』享受 三、作品の特質としての孝養と恋の重なり方 おわりに |
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Ⅳ部 『有明の別れ』の王朝物語史的創造考 |
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第一章 『有明の別れ』における男装の姫君の<笛の別れ>考 |
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はじめに 前編 <笛の別れ>をめぐる作品全体と男装時の『今とりかへばや』<引用>考 一、男装の物語展開全体における『今とりかへばや』<引用>概観 二、男装への心情と<笛の別れ>をめぐる『今とりかへばや』<引用>概観 三、<笛の別れ>諸場面における『今とりかへばや』との対応概観 四、<笛の別れ>場面比較(1)心強き/心細き心情の対照性 五、<笛の別れ>場面比較(2)公的な披露時の言動・心情と<天女性喪失> 前編小結 後編 男装解除後の<笛の別れ>における『古とりかへばや』<引用>考 一、男装解除後の「笛竹」歌の『古とりかへばや』歌との近似性 二、<笛の別れ>諸場面における『古とりかへばや』<引用> 三、三物語の<笛の別れ>変容 後編小結 おわりに |
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第二章 『有明の別れ』の笙の笛考 |
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はじめに 一、女右大将の笙の笛をめぐる諸背景検討 二、「なにがしの月影に山に上りける人」と笙の笛の神仙譚 三、三位中将の笙の笛をめぐる以後の展開検討 おわりに <補論>『有明の別れ』巻一の「なにがしの月影に山に上りける人」再考 |
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第三章 『有明の別れ』における<男主人公>の出生の秘密考 |
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はじめに 一、<左大臣が出生の秘密を知るまでの物語展開>の問題の所在 二、巻二の役割 三、巻二から巻三へ 四、巻三の役割 おわりに |
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第四章 『有明の別れ』における『狭衣物語』<引用>試考 |
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はじめに 一、『狭衣物語』<引用>をめぐる構造と問題点概観 二、巻三末尾近くの東宮の嵯峨行啓検討 三、巻二はじめの左大臣の愛執と好色検討(1) 四、巻二はじめの左大臣の愛執と好色検討(2) 五、<主人公>をめぐる装置としての『狭衣物語』<引用> おわりに |
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第五章 『有明の別れ』の<末尾歌>試考 |
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はじめに 一、校訂本文の確定 二、歌ことば「思ひ入る(野)」の検討 三、「思ひ入る」物語和歌との比較からみた性格 四、歌ことば「野寺」の検討 五、慈円の「有明の」歌との関連性検討 六、慈円の「有明の」歌摂取で想定される意図 おわりに |
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結論 平安時代後期・末期物語の主人公を規定する諸要素 |