タイトルコード |
1000100332893 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
秦漢簡牘史料研究 |
書名ヨミ |
シン カン カンドク シリョウ ケンキュウ |
叢書名 |
汲古叢書
|
叢書番号 |
128 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
高村 武幸/著
|
著者名ヨミ |
タカムラ タケユキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
汲古書院
|
出版年月 |
2015.10 |
本体価格 |
¥10000 |
ISBN |
978-4-7629-6027-7 |
ISBN |
4-7629-6027-7 |
数量 |
6,364,21p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
222.041
|
件名 |
木簡・竹簡
中国-歴史-秦時代
中国-歴史-漢時代
|
注記 |
文献:p347〜360 |
内容紹介 |
戦国末から後漢末までの400年以上の時期の中における公文書の変化を論じる。「漢代文書行政における書信の位置付け」「前漢後半期の書信簡牘の分類と検討」「秦・漢時代地方行政における意思決定過程」などを収録。 |
著者紹介 |
1972年東京都生まれ。博士(史学)。明治大学文学部史学地理学科准教授。著書に「漢代の地方官吏と地域社会」がある。 |
目次タイトル |
序章 |
|
一、問題の所在 二、本書の対象とする範囲 三、本書で扱う出土史料・関連する基礎情報 四、出土史料テキスト・史料引用の基準 |
|
本編 |
|
第一章 漢代文書行政における書信の位置付け |
|
はじめに 一、敦煌・居延漢簡にみえる書信 二、公務関連の内容を持つ書信簡の集成 三、公務関連の内容を持つ書信と公文書としての「記」の関係 四、「公文書的書信」の使用と公文書の使用 おわりに |
|
第二章 前漢後半期の書信簡牘の分類と検討 |
|
はじめに 一、事例集成 二、前漢後半期の公文書と書信をめぐる状況 おわりに |
|
第三章 後漢代の公文書と書信 |
|
はじめに 一、五一広場漢簡・後漢期居延漢簡からみた後漢中期の公文書と書信 二、東牌楼漢簡中の公文書 三、東牌楼漢簡中の書信 四、後漢を通じた変化 おわりに |
|
第四章 中国古代文書行政における書信利用の濫觴 |
|
はじめに 一、公表分里耶秦簡中の書信簡・関連簡の検討 二、秦代における「公文書的書信」の利用 三、里耶秦簡にみえる統一秦期「公文書的書信」の状況と前漢後半期との相違点 おわりに |
|
第五章 秦・漢時代地方行政における意思決定過程 |
|
はじめに 一、県行政における独自の意思決定事例とルーティンワーク事例について 二、郡県行政における意思決定過程 三、「公文書的書信」と郡県官府の意思決定 おわりに |
|
付編 |
|
第一章 簡牘の再利用 |
|
はじめに 一、簡牘の製作 二、書写材料としての再利用 三、書写材料以外の再利用 四、簡牘の製作・廃棄・再利用 おわりに |
|
第二章 秦・漢時代の牘について |
|
はじめに 一、牘が利用された史料 二、公文書と牘 三、書信と牘 四、秦漢時代の牘とその利用 おわりに |
|
第三章 中国古代簡牘の分類について |
|
はじめに 一、従来の簡牘の分類とその問題点 二、簡牘の要素 三、簡牘の要素と簡牘分類 四、分類試案 おわりに |
|
結語 |
|
一、本編の概観 二、秦・漢時代文書行政の把握に向けて 三、社会の特質との関連 |