タイトルコード |
1000100264953 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
集団的自衛権とその適用問題 |
書名ヨミ |
シュウダンテキ ジエイケン ト ソノ テキヨウ モンダイ |
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「穏健派」ダレスの関与と同盟への適用批判 |
叢書名 |
名城大学法学会選書
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叢書番号 |
11 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
肥田 進/著
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著者名ヨミ |
ヒダ ススム |
出版地 |
東京 |
出版者 |
成文堂
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出版年月 |
2015.3 |
本体価格 |
¥6000 |
ISBN |
978-4-7923-3332-4 |
ISBN |
4-7923-3332-4 |
数量 |
6,368p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
329.12
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件名 |
自衛権
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個人件名 |
Dulles John Foster |
注記 |
文献:p353〜364 |
内容紹介 |
集団的自衛権の適用範囲・対象、およびアイゼンハワー政権の国務長官ダレスに焦点を当て、それらを集団的自衛権規定が創設された原点に立ち返って検討することで、わが国における議論において看過されている問題を指摘する。 |
目次タイトル |
序章 |
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第一章 国連創設後に締結された各種安全保障関連条約とその共同防衛条項の二類型 |
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第一節 二国間乃至三国間同盟と憲章第五十一条、或いは旧敵国条項 第二節 地域機構基本条約と憲章第五十一条 第三節 集団的自衛権の概念 |
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第二章 普遍的国際機構創設への布石と課題 |
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第一節 国務省による戦後構想への始動 第二節 ウィルソン主義者ハルの克服すべき課題 |
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第三章 戦後構想に向けた各種草案とダンバートン・オークス提案 |
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第一節 米国試案と地域主義 第二節 英国試案と中国試案、及びソ連の反応 第三節 ダンバートン・オークス提案と地域的取極 |
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第四章 チャプルテペック協定と地域主義 |
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第一節 チャプルテペック協定とその概要 第二節 米国と米州諸国会議 第三節 第二次大戦と米州諸国会議 第四節 チャプルテペック協定と米国の思惑 |
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第五章 ダレスの基本的世界観と国際平和秩序構想 |
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第一節 ダレスの自己形成史と戦後構想への関心 第二節 人間・社会に対する一般認識 第三節 国際政治の現実と紛争の暴力化 第四節 国際政治認識の誤謬と戦争の防止 第五節 紛争の解決と国際秩序 |
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第六章 ダレスの教会活動による平和 |
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第一節 ダレスの活動の原点と穏健リベラリズム及び国際主義 第二節 ダレスと連邦キリスト教会評議会 |
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第七章 ダレスの集団安全保障観とその軌跡 |
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第一節 国際連合と集団安全保障体制 第二節 集団安全保障観 |
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第八章 ダンバートン・オークス提案の第八章関連条項の修正 |
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第一節 サンフランシスコ国際会議の組織及び役割概要 第二節 安全保障理事会の優越性と例外規定 第三節 集団的自衛権規定設定過程概略 第四節 集団的自衛権の適用対象 |
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第九章 サンフランシスコ国際会議におけるダレス |
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第一節 ダレスの超党派的協力の三つの条件 第二節 ダレスの顧問への登用と集団的自衛権規定創設への関与 第三節 小括 |
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終章 |
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補遺 アメリカの超党派外交に関する若干の考察 |
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第一節 はしがき 第二節 超党派外交とは何か 第三節 超党派外交への誘因 第四節 問題点 |