タイトルコード |
1000100964906 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
公務員の法的地位に関する日独比較法研究 |
書名ヨミ |
コウムイン ノ ホウテキ チイ ニ カンスル ニチドク ヒカクホウ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
早津 裕貴/著
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著者名ヨミ |
ハヤツ ヒロタカ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
日本評論社
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出版年月 |
2022.2 |
本体価格 |
¥6200 |
ISBN |
978-4-535-52614-3 |
ISBN |
4-535-52614-3 |
数量 |
13,356p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
317.3
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件名 |
公務員-法令
法律-日本
法律-ドイツ
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内容紹介 |
公務員の「非正規化」が象徴するように、公務員の法的地位はかつて予想もしなかった変容をきたしている。日本とドイツの比較を通じて、あるべき公務員法の姿を理論的に考察する。 |
著者紹介 |
1988年愛知県生まれ。名古屋大学大学院法学研究科実務法曹養成専攻修了。同大学大学院法学研究科特任講師等を経て、金沢大学人間社会研究域法学系准教授。 |
目次タイトル |
序章 |
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第1節 問題の所在 第2節 日本法の特徴・現状と議論動向 第3節 日本法における課題と比較法研究の意義 |
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第1編 ドイツ法 |
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第1章 基本法下における「複線型」公務員制度の意義 |
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第1節 前史-基本法制定前の公勤務者の法的地位 第2節 基本法と職業官吏制度 第3節 「高権的権能の行使」の意義 第4節 官吏と公務被用者の「同化」現象 |
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第2章 基本法下における職業官吏制度の基本理念と官吏の法的地位 |
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第1節 基本法下における官吏の法的地位の基本構造 第2節 官吏の雇用保障体系 第3節 官吏の労働条件決定体系 第4節 本章のまとめ |
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第3章 基本法下における公務被用者の法的地位 |
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第1節 基本法下における公務被用者の法的地位の基本構造 第2節 公務被用者の雇用保障体系 第3節 公務被用者の労働条件決定体系 第4節 本章のまとめ |
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第4章 「統一的」公勤務法と公務従事者の法的地位 |
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第1節 「統一的」公勤務法に関する議論の背景 第2節 1973年公勤務法改革調査会報告 第3節 2003年「公勤務の将来-将来の公勤務」報告 第4節 本章のまとめ |
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第5章 ドイツ法の整理・分析 |
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第1節 ドイツ公勤務者に関する法制度の現代的意義 第2節 雇用保障をめぐる両制度の関係性 第3節 労働条件決定をめぐる両制度の関係性 第4節 本章のまとめ |
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第2編 日本法 |
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第1章 日本法の検討に際して必要となる基本的視点 |
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第1節 公務員の法的地位に関する分析視角の措定 第2節 日本法における課題の再整理 第3節 本章のまとめ |
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第2章 雇用保障-「非正規」公務員を題材とした検討 |
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第1節 「正規」公務員類似の「非正規」公務員の雇用保障の在り方 第2節 典型的な「非正規」公務員の雇用保障の在り方 第3節 一般労働法との関係 |
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第3章 労働条件決定 |
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第1節 公務員法体系における給与保障の意義と在り方 第2節 公務部門における均等・均衡処遇の法的実現の在り方 第3節 公務部門における労働条件決定への関与システムの在り方-争議権を中心とした労働基本権に関する検討 |
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終章 残された課題と今後の展望 |