タイトルコード |
1000100862930 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
建築学科のための不動産学基礎 |
書名ヨミ |
ケンチク ガッカ ノ タメ ノ フドウサンガク キソ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
須永 則明/著
廣瀬 武士/著
野々垣 賢人/著
安藤 美香/著
前田 凌児/著
藤谷 幹/著
佐竹 雄太/著
山岸 亮太/著
川原 聡史/著
高橋 寿太郎/著
甲斐 由紀/著
本山 哲也/著
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著者名ヨミ |
スナガ ノリアキ ヒロセ タケシ ノノガキ ケント アンドウ ミカ マエダ リョウジ フジタニ モトキ サタケ ユウタ ヤマギシ リョウタ カワハラ サトシ タカハシ ジュタロウ カイ ユキ モトヤマ テツヤ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
学芸出版社
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出版年月 |
2021.1 |
本体価格 |
¥2200 |
ISBN |
978-4-7615-2763-1 |
ISBN |
4-7615-2763-1 |
数量 |
315p |
大きさ |
19cm |
分類記号 |
324.2
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件名 |
不動産
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注記 |
文献:p302〜303 |
内容紹介 |
基本的な建築と不動産の関係性を様々な角度から説明するとともに、建築と不動産の分野の社会背景から不動産実務までを解説。再生活用や地方創生に関わる知識なども紹介する。各章末に演習問題を掲載。 |
著者紹介 |
日本大学生産工学部建築工学科卒業。不動産コンサルタント。宅地建物取引士。 |
目次タイトル |
1章 建築系不動産概論 |
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1・1 建築と不動産はコインの裏と表 1・2 例えば住宅の設計課題では 1・3 集合住宅を考える時の建築と不動産の視点の違い 1・4 オフィスの建て主は誰か? 1・5 商業施設のデザイン戦略 1・6 リノベーションという側面と不動産 1・7 建築学科のための不動産学基礎と建築と不動産のあいだの壁 1・8 これからの建築学は不動産学とコラボレーションしよう |
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2章 住宅定量分析概論 |
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2・1 減少を続ける人口 2・2 日本に住宅はどのくらい存在するのか 2・3 空き家問題とは 2・4 空き家が増加するメカニズム 2・5 世界の空き家の状況 2・6 空きビルや空き公共施設の活用方法 2・7 リフォーム/リファイン/リノベーション 2・8 ストック型社会の目指すべき未来 |
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3章 近現代不動産史概論 |
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3・1 不動産近代史(江戸〜大正) 3・2 戦後高度成長期からバブル経済へ(昭和) 3・3 バブル崩壊から不動産証券化へ(平成) 3・4 基本的な権利関係(所有権・賃借権・借地権等) 3・5 所有権は発明されたもの 3・6 不動産オーナーの目的を理解する 3・7 不動産は見えない権利のデザインである 3・8 相続・世代を超える思考が求められている |
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4章 不動産仲介論 |
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4・1 不動産業界の分類 4・2 仲介という重要な役割 4・3 家づくりの最初は土地を手に入れること(売買仲介) 4・4 住宅ローン手続きは不動産仲介の仕事 4・5 不動産契約と、宅建士から設計士へのバトンパスの落とし穴 4・6 インターネットとマッチング 4・7 不動産ポータルサイトとは 4・8 不動産仲介の未来 |
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5章 不動産マーケティング概論 |
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5・1 与条件への向き合い方と未条件の収集 5・2 不動産マーケティングの本質 5・3 不動産マーケティングの5つの鍵 5・4 賃料を調査する本当の意味 5・5 周辺リサーチから得られるリアルな生活者像 5・6 まちの住民やお店にインタビューする 5・7 所有者や関係者にヒアリングする 5・8 目的はストーリーを紡ぎあげること 5・9 まちづくりでは建築と不動産の境がない |
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6章 不動産ファイナンス概論 |
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6・1 ファイナンス志向が求められるわけ 6・2 住宅の建て主のライフプランを作成する 6・3 借金はしない方が良い? 6・4 お金を貸す立場から 6・5 建築事業で使われるローン 6・6 不動産キャッシュフローを読むスキル 6・7 減価償却を理解する必要性 6・8 不動産キャッシュフローもデザインできる 6・9 新しい資金調達方法-不動産投資信託(REIT)とは? |
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7章 不動産シェアリング概論 |
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7・1 そもそもシェアリングエコノミーとは 7・2 シェアハウスの事例 7・3 自社オフィスの不動産的特徴 7・4 ディベロッパーによる賃貸オフィスビル 7・5 働き方改革とは 7・6 もはや定番となったシェアオフィス 7・7 働く場の最前線では 7・8 CSRからCSVの時代へ |
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8章 商業不動産概論 |
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8・1 商業施設と人々の消費欲求の移り変わり 8・2 商店街の黄金期 8・3 スーパーマーケットの台頭と衰退 8・4 コンビニエンスストアへの賞賛と批判 8・5 駅ビル、郊外型ショッピングセンター 8・6 Eコマースの未来 8・7 商業のフロンティアへ 8・8 ショッピングセンターの未来 |
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9章 不動産再生概論 |
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9・1 建築「保存」と不動産「活用」の違い 9・2 誰が何のために残すのか 9・3 再生不動産の多様な事例 9・4 ハード思考からコンテンツ思考へ-ターゲットと価値の再定義 9・5 再生におけるライフサイクルコストとキャッシュフローの課題 9・6 地域のストーリーを継承する-再生型再開発とエリアリノベーション 9・7 資金調達と法適合が課題となる理由 9・8 再生のための資金調達方法のヒント |
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10章 地方不動産概論 |
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10・1 フロンティアとしての地方不動産論 10・2 都市にない地方の魅力 10・3 消滅可能性都市と地方創生 10・4 不動産価格の低下と不動産業者の撤退 10・5 空き家バンクシステム 10・6 地方のまちづくりと不動産学 10・7 二地域居住とサテライトオフィスの不動産学 10・8 コンテンツ思考で生まれる新しい価値、新しい建築 |
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11章 補論1 |
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11・1 不動産を実学として扱うために 11・2 なぜお金に関する授業がないのか 11・3 価値について考える 11・4 なぜ経済は動くのか 11・5 「デザイン経営」宣言 11・6 デザインとお金の異なる感性を身に着ける 11・7 無料ビジネスでも利益が出せる 11・8 コミュニティのデザインとお金 |
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12章 補論2 |
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12・1 「経営」という言葉のイメージ 12・2 なぜ経営の観点か 12・3 経営への観点が可能にすること 12・4 課題の与条件をみなおす 12・5 課題のインタビュー 12・6 お金の組み立て方を整理する 12・7 ビジネス環境と設計条件のあいだにギャップを発見する 12・8 みずからの、新しい経営に向けて |