タイトルコード |
1000100037620 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
震災の公共人類学 |
書名ヨミ |
シンサイ ノ コウキョウ ジンルイガク |
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揺れとともに生きるトルコの人びと |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
木村 周平/著
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著者名ヨミ |
キムラ シュウヘイ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
世界思想社
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出版年月 |
2013.2 |
本体価格 |
¥4200 |
ISBN |
978-4-7907-1587-0 |
ISBN |
4-7907-1587-0 |
数量 |
15,294p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
382.274
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件名 |
トルコ人
地震災害
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注記 |
関連年表:巻頭p7 文献:p265〜282 |
内容紹介 |
大地震が起こった。近い将来、また起こるかもしれない。だが災害への関心は低下してしまう-。トルコにおける過去の災害と未来の災害の間で揺れる人びとをめぐって、「公共性」という視点から複数の事例を検討する。 |
著者紹介 |
1978年名古屋生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。博士(学術)。富士常葉大学大学院環境防災研究科・社会環境学部准教授。共著に「現実批判の人類学」など。 |
目次タイトル |
序論 |
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1.人類学的災害研究 2.コミュニティから公共性へ 3.本書の構成 |
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第Ⅰ部 記憶・忘却・情報 |
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第1章 震災の記憶の共有 |
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1.忘れない 2.地震を「生きる」 3.共有の困難さ 4.共有への試行錯誤 5.共有の萌芽 |
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第2章 地震情報の生産と流通 |
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1.地震の知識をめぐって 2.科学的知識の生産 3.知識受容のコンテクスト 4.ノイズ混じりの声たち |
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第Ⅱ部 リスク・政策・時間 |
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第3章 地震をめぐる国家政策,科学,社会の歴史的絡まり |
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1.自然と社会 2.動く大地と政府の対応 3.政府と科学の微妙な関係 4.科学の進展,政府の遅れ 5.国家による対応のリズム |
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第4章 耐震都市計画プロジェクトをめぐって |
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1.居座る計画 2.フェーズ1 3.フェーズ2 4.フェーズ3 5.決着? |
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第Ⅲ部 公共性・複数性・持続性 |
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第5章 災間期の「ボランティア」 |
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1.「現れの空間」としての「市民社会」? 2.持続性という問題 3.ジレンマ 4.関係性の持続 5.持続への試行錯誤 |
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第6章 防災の公共性に向けて |
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1.揺れ,つながり,関係性 2.MAG 3.ゼイティンブルヌにおけるMAG 4.公共性を維持し続けること 5.生み出されつつある関係性 |
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結論 |