タイトルコード |
1000101190202 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
n体問題と変分法 |
書名ヨミ |
エヌタイ モンダイ ト ヘンブンホウ |
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周期解をめぐって |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
柴山 允瑠/著
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著者名ヨミ |
シバヤマ ミツル |
出版地 |
東京 |
出版者 |
日本評論社
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出版年月 |
2024.10 |
本体価格 |
¥3200 |
ISBN |
978-4-535-79014-8 |
ISBN |
4-535-79014-8 |
数量 |
8,255p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
423.1
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件名 |
力学
多体問題
変分法
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注記 |
文献:p239〜252 |
内容紹介 |
相互作用するn個の物体の運動を扱う「n体問題」。力学の変分構造の基礎、力学におけるさまざまな軌道の存在を示しながら、n体問題の周期解、特に8の字解の存在証明を詳しく紹介する。 |
目次タイトル |
第1章 力学と変分原理 |
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1.1 ニュートンの運動方程式 1.2 古典力学の変分構造 1.3 最小点 1.4 オイラー-ラグランジュ方程式の座標変換不変性-その1 1.5 オイラー-ラグランジュ方程式の座標変換不変性-その2 |
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第2章 最小点の存在 |
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2.1 関数解析からの準備 2.2 最小点の存在 |
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第3章 固定端点条件を満たす解 |
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3.1 重力のもとでの質点の運動 3.2 固定端点条件のもとでの最小点の存在 3.3 ワイエルシュトラスの定理 3.4 最小点の境界点での性質 3.5 エネルギー固定問題 |
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第4章 周期的ポテンシャル系の周期解 |
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4.1 周期境界条件のもとでの最小点の存在 4.2 周期的ポテンシャル系 4.3 周回する周期解 4.4 ポテンシャルの最大点以外の平衡点周辺を振動する周期解 4.5 得られた周期解の安定性 |
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第5章 特異点を持つポテンシャル系における周期解 |
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5.1 中心力の周期解 5.2 特異点をもつポテンシャル系 5.3 ケプラー問題の解の作用積分の値 5.4 より力が弱い場合や高次元の場合 |
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第6章 n体問題の中心配置と自己相似解 |
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6.1 n体問題 6.2 中心配置と自己相似解 6.3 オイラー解 6.4 ラグランジュ解 6.5 n≧4の場合のn体問題の中心配置 |
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第7章 3体問題の8の字解 |
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7.1 n体問題の変分構造 7.2 群作用による制限 7.3 8の字解の場合 7.4 パレ原理 7.5 最小点の存在 7.6 衝突曲線の作用積分の評価 7.7 3体問題の形状空間 7.8 テスト曲線の構成 7.9 8の字解の性質 7.10 8の字解の発見に至るまでの経緯 7.11 食の列に関する研究 |
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第8章 n体問題の舞踏解 |
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8.1 マーシャルの定理の証明 8.2 フェラーリオ-テッラチーニの定理 8.3 4体問題の超8の字解 8.4 鎖型単舞踏解 8.5 それ以外の単舞踏解について 8.6 相対単舞踏解の1パラメータ族 |
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第9章 最小点の存在証明 |
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9.1 汎関数の最小点 9.2 滑らかな最小点が存在しない例 9.3 関数解析からの準備 9.4 最小点の存在 9.5 作用積分の最小点の存在 9.6 最小点の滑らかさ |
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第10章 力学におけるさまざまな変分構造 |
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10.1 ルジャンドル変換 10.2 ポアンカレ-カルタンの積分不変式 10.3 ポアンカレ写像 10.4 ハミルトン系に対する変分構造 10.5 作用積分との対応 10.6 シンプレクティック同相写像の変分構造 10.7 エネルギー固定問題 10.8 モーペルテュイ汎関数の変形 10.9 運動量空間の変分構造 10.10 接触形式とレーブベクトル場 |