タイトルコード |
1000100956294 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ライブハウスの人類学 |
書名ヨミ |
ライブ ハウス ノ ジンルイガク |
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音楽を介して「生きられる場」を築くこと |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
生井 達也/著
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著者名ヨミ |
ナマイ タツヤ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
晃洋書房
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出版年月 |
2022.1 |
本体価格 |
¥4200 |
ISBN |
978-4-7710-3566-9 |
ISBN |
4-7710-3566-9 |
数量 |
3,195,7p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
760.69
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件名 |
ライブハウス
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注記 |
文献:巻末p4〜7 |
内容紹介 |
閉鎖的で非合理な「場」として語られるようになったライブハウス。社会の周縁へと押しだされながらも、その場へ集う人びとの実践を考察することで、協働的な「自分たちにとっての価値」が生まれる道程を捉える。 |
著者紹介 |
1984年茨城県生まれ。関西学院大学大学院社会学研究科単位取得退学。博士(社会学)。国立民族学博物館外来研究員。 |
目次タイトル |
序章 ライブハウスを問う/ライブハウスから問う |
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1 問題意識 2 現代社会の支配的イデオロギーとそれに抗する実践の議論 3 研究対象と方法 4 本書の構成 |
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第1章 ライブハウスへの視点の変遷と音楽実践の変容 |
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1 原点としてのジャズ喫茶と芸能界(一九五〇〜一九六〇年代) 2 カウンター・カルチャー空間としての「ライブハウス」の誕生(一九七〇〜一九八〇年代) 3 ビジネスとしてのライブハウス事業と小規模ライブハウスのシステム化(一九八〇〜一九九〇年代) 4 音楽の場の脱場所化と合理化のなかのライブハウス(一九九〇年代〜現在) |
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第2章 「歩く者」から見る現在の小規模ライブハウス |
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1 ライブハウスの運営とシステム 2 ライブハウスに関わる人びと 3 「歩く者」から見るライブハウス |
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第3章 ライブハウスに根付くこと |
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1 HOLの概要 2 システム 3 ライブハウスに根付く人びと-<常連>という存在とイベントの創造 |
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第4章 多義化するライブハウス |
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1 <常連>と音楽イベント 2 <常連>を中心とした音楽以外のイベント 3 イベントの多義性が作り出すHOLというローカリティ |
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第5章 内閉性の力学 |
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1 <常連>同士の互酬的なやりとり 2 「お金を払う」こと 3 市場原理と贈与交換のブリコラージュ |
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第6章 ライブ・パフォーマンスから立ち上がる<その場> |
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1 ライブ・パフォーマンスから立ち上がる場 2 <常連>達のライブ・パフォーマンスをめぐる盛り上がりの「揺らぎ」と音楽的評価の在り方 3 それぞれのアクターが作り出す差異 4 <その場>の生成とモラリティ |
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終章 「生きられる場」としてのライブハウス |