タイトルコード |
1000100042580 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
アダム・スミスの近代性の根源 |
書名ヨミ |
アダム スミス ノ キンダイセイ ノ コンゲン |
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市場はなぜ見出されたのか |
叢書名 |
プリミエ・コレクション
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叢書番号 |
27 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
野原 慎司/著
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著者名ヨミ |
ノハラ シンジ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
京都大学学術出版会
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出版年月 |
2013.3 |
本体価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-87698-263-9 |
ISBN |
4-87698-263-9 |
数量 |
5,356p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
331.42
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件名 |
市場論
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個人件名 |
Smith Adam |
注記 |
文献:p301〜312 |
内容紹介 |
「市場」が前提とする経済社会とはどのようなものであり、なぜアダム・スミスにより見出されたのか。スミス以前における共和主義の視座に内在して存在する困難について考察し、スミスにおける経済社会観誕生の根源に迫る。 |
著者紹介 |
1980年大阪府生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程経済システム分析専攻修了。京都大学博士(経済学)。同大学院経済学研究科、関西大学経済学部などの非常勤講師。 |
目次タイトル |
序 |
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Ⅰ なぜ市場は見出されたのか Ⅱ スミスにおける人間と社会 Ⅲ スミスの経済社会観 Ⅳ 正義と慈恵 Ⅴ 政治社会と経済社会の関係をめぐる研究誌 Ⅵ 自由という価値観 Ⅶ 経済主体と意志 Ⅷ 時代背景 Ⅸ 本書の視角 |
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第1章 十七世紀末イングランド常備軍論争-商業と国制 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 常備軍の歴史と研究誌 Ⅲ トレンチャードの常備軍批判 Ⅳ デフォーの常備軍擁護論 Ⅴ ダヴナントの独自性 Ⅵ おわりに |
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第2章 帝国と自治の関係をめぐって-チャールズ・ダヴナントの北アメリカ植民地論を中心に |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 時代状況 Ⅲ ダヴナントにおける帝国・自由・植民地 Ⅳ ダヴナントの北アメリカ植民地論 Ⅴ アメリカ植民地の将来 Ⅵ おわりに |
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第3章 統治学と商業の精神 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ マキァヴェッリによるアポリア-征服か防衛か Ⅲ サン・ピエールの永久平和構想 Ⅳ 商業の精神と統治学 Ⅴ おわりに |
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第4章 分業と位階秩序と権力の連関をめぐって |
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Ⅰ はじめに Ⅱ プラトン以来の分業論と位階秩序 Ⅲ 統治をめぐる困難 Ⅳ 社交性の原理 Ⅴ スコットランドにおける自然法学の受容 Ⅵ 分業論にひそむ位階秩序的含意 Ⅶ 統治の難問の解決の困難さ Ⅷ おわりに |
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第5章 初期近代における利己心論の系譜 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ ホッブズの能力的平等論 Ⅲ プーフェンドルフの二元的利己心論 Ⅳ 個人の生と利己心 Ⅴ 利己心論という闇 Ⅵ ルソーとスミスにおける虚栄と利己心 Ⅶ おわりに |
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第6章 政治社会と個人の葛藤-自由の基礎をめぐって |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 『カトーの手紙』の統治論 Ⅲ 『カトーの手紙』の自由観 Ⅳ 社会と個人の葛藤 Ⅴ おわりに |
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第7章 一七四〇年代の自然観の転換-自然誌・言語・分業 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 時計仕掛けの世界観 Ⅲ 生命をどう説明するか Ⅳ 生物の観察による知識の発達とプルーシュの分業論 Ⅴ ビュフォンにおける発達論への転換 Ⅵ ビュフォンとスミス Ⅶ 言語起源論 Ⅷ おわりに |
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第8章 十八世紀中葉における文明社会史観の諸相-チュルゴ、ミラボー、スミス |
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Ⅰ はじめに Ⅱ チュルゴの螺旋階段式進歩観 Ⅲ ミラボーの農業社会のイデオロギー性 Ⅳ スミスの商業社会観の含意 Ⅴ おわりに |
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第9章 アダム・スミスによる経済主体の発見 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 経済循環をめぐる諸理論の比較とスミスによる経済学のミクロ的基礎の発見 Ⅲ スミスによる経済主体の発見 Ⅳ 資源の最適配分 Ⅴ おわりに |
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終章 アダム・スミスにおける経済と統治-結語に代えて |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 自由の歴史的基礎 Ⅲ スミスの統治学の前提としての経済社会の空間 Ⅳ スミスのポリス論の起源 Ⅴ スミスの統治学 Ⅵ おわりに |