タイトルコード |
1000100185123 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
イズムから見た日本の戦争 |
書名ヨミ |
イズム カラ ミタ ニホン ノ センソウ |
|
モンロー主義・共産主義・アジア主義 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
平間 洋一/著
|
著者名ヨミ |
ヒラマ ヨウイチ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
錦正社
|
出版年月 |
2014.6 |
本体価格 |
¥4800 |
ISBN |
978-4-7646-0338-7 |
ISBN |
4-7646-0338-7 |
数量 |
14,490p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
392.1
|
件名 |
日本-国防-歴史
|
内容紹介 |
日本のアジア主義、アメリカのモンロー主義、ソ連の共産主義という戦争を左右してきた3つのイズム(思想・主義)と人種的偏見の2つの視点から、日清戦争以来、1世紀にわたる日本の戦争の歴史を論ずる。 |
目次タイトル |
はじめに |
|
第一節 本書の視点と狙い 第二節 本書の概要の説明 |
|
第一章 アジア主義の誕生と発展 |
|
第一節 欧米列強に殲滅された有色人種 第二節 アジア主義の誕生と日中朝同盟論 第三節 フィリピン人の対日期待とアメリカの猜疑心 |
|
第二章 日露戦争の衝撃 |
|
第一節 敗戦国ロシアの衝撃 第二節 第一次世界大戦とロシア革命 第三節 中華民国の建国と日本 第四節 日露戦争がベトナムに与えた衝撃 第五節 日露戦争がインドに与えた衝撃 第六節 日露戦争の中東諸国に与えた衝撃 第七節 アジア主義と黄人の義務 第八節 例外とされた大韓帝国 |
|
第三章 アメリカのネーバリズム |
|
第一節 「神の摂理」のモンロー海軍主義の一世紀 第二節 日露戦争と日米関係 第三節 日英同盟の解消と黄禍論者・人種差別論者マハン 第四節 日露戦争以後に生じた日米比関係 第五節 モンロー主義と極東共和国 第六節 ドイツの日米英豪分断攻勢 |
|
第四章 第一次世界大戦とアジア主義 |
|
第一節 第一次世界大戦とアジア主義の高揚 第二節 パリ講和会議と白色人種連盟 第三節 第一次世界大戦と日中関係 第四節 フィリピンのアジア主義 第五節 第一次世界大戦とアジア主義の拡大 |
|
第五章 日中のイズムをめぐる戦い |
|
第一節 中国共産党の誕生とコミンテルン 第二節 コミンテルンと中国の動乱 第三節 蔣介石と毛沢東の戦い 第四節 満州事変当時の中国の状況 第五節 満州事変後の満州の状況 第六節 国共内戦とソ連 第七節 列国を利用する超長期戦略「日本切腹、中国介錯」論 第八節 コミンテルンに利用されたアジアの共産党 第九節 コミンテルンに襲われた日本 第一〇節 ワシントン会議-押さえ込まれた日本- |
|
第六章 立ち向かう日本のイズム |
|
第一節 当時の中国の実相 第二節 共産主義・ファシズムへの対抗-「国体の大義」- 第三節 防共回廊-中ソ分断回廊の建設- 第四節 「持たざる国」の大アジア主義 第五節 渦巻く列国の国益追求と日本 第六節 反コミンテルンからの日独接近 第七節 日ソ中立条約の締結と日独ソ中米関係 第八節 「西へ西へ」のモンロー海軍主義 |
|
第七章 コミンテルンから見た「先の大戦」 |
|
第一節 独ソ開戦と尾崎秀実 第二節 アメリカを対日戦争に導いた英ソ中の策動 第三節 「日米諒解案」と英米ソ中の謀略 第四節 「身元不明人」外交の再考 第五節 イズムが消したアメリカの日独対米和平交渉 第六節 「近衛上奏文」で救われた日本 第七節 日本の理想を実現したコミンテルン |
|
第八章 大東亜戦争と日本の民族独立運動支援 |
|
第一節 インドの独立と日本の関与 第二節 ビルマの独立と日本の関与 第三節 ベトナムの独立と日本の関与 第四節 インドネシアの独立と日本 第五節 フィリピンの親日独立派の対米戦争 第六節 「八紘一宇」とユダヤ難民救済 第七節 「先の戦争」が民族国家の独立に与えた影響 第八節 最も「したたか」な毛沢東 |
|
第九章 アジア主義から見た日本の戦争 |
|
第一節 アジア主義の敗北 第二節 人種的偏見との戦い 第三節 日本の戦争の再考 第四節 日本の戦後史再考 |
|
第一〇章 一世紀の日本の戦争を考える |
|
第一節 地政学から見た日本の安全保障 第二節 歴史的に見た多国間安全保障体制の可能性と限界 第三節 同盟の本質は国益と軍事力 第四節 新しい日本への一石 |
|
おわりに |
|
第一節 時代が変われば思想も変わる-マルクスボーイの告白- 第二節 筆者の史観-一〇〇年単位で地球儀的視点で- 第三節 筆者の史観-情報工作(謀略)史観の重視- 第四節 筆者の史観-軍人(自衛官)の視点- |