タイトルコード |
1000100211504 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
古代韓国のギリシャ渦文と月支国 |
書名ヨミ |
コダイ カンコク ノ ギリシャ カモン ト ゲッシコク |
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文化で結ばれた中央アジアと新羅 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
韓 永大/著
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著者名ヨミ |
カン エイダイ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
明石書店
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出版年月 |
2014.9 |
本体価格 |
¥6800 |
ISBN |
978-4-7503-4074-6 |
ISBN |
4-7503-4074-6 |
数量 |
329p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
702.21
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件名 |
朝鮮美術-歴史
中央アジア美術-歴史
朝鮮-歴史-古代
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注記 |
ギリシャ渦文-月氏(月支)関連年表:p325〜329 |
内容紹介 |
3世紀末、古代韓国に「月支国」が実在したとの立場に立って、この「月支国」と古代新羅との文化的・歴史的関係を具体的な文化遺物を通して考察。さらにギリシャ渦文がどのような経緯で韓国にもたらされたのかを追究する。 |
著者紹介 |
1939年岩手県生まれ。上智大学卒業。美術史学会会員。著書に「朝鮮美の探究者たち」「柳宗悦と朝鮮」など。 |
目次タイトル |
第1章 韓国美術と自然美 |
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第2章 フェノロサと古代韓国美術 |
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第3章 エッカルトとギリシャ古典美術 |
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第4章 サマルカンド壁画と新羅使節図 |
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第5章 新羅に伝えられた驚異の黄金文化 |
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5の1 金冠塚と多様な黄金製品 5の2 金の道・金の交易 |
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第6章 山字形金冠と西アジア文化 |
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6の1 新羅王冠の基本構造 6の2 王冠の系譜と慕容鮮卑 6の3 湾状内列点文とティリャ・テペ |
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第7章 新羅のガラス容器は中央アジア系 |
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7の1 3世紀以前の韓国ガラス 7の2 新羅時代のソーダ石灰ガラス |
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第8章 北方アジアと新羅の積石木槨墓 |
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第9章 新羅土器-北方文化の中の西方性 |
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9の1 東アジアに類ない堅緻な焼成 9の2 金海貝塚が証言するもの 9の3 北方騎馬民を表現した土器 9の4 西方性表現の土器 |
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第10章 エトルリア土器と「酷似」の新羅土器 |
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第11章 新羅装身具の中のターラント文化 |
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11の1 【カ】帯と腰佩 11の2 耳飾り 11の3 指輪とターラント工芸 11の4 ササーン朝ペルシャ 11の5 新羅に継承された古代工芸技法 |
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第12章 伽耶・新羅の馬具-源流は鮮卑・三燕 |
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第13章 ギリシャ渦文の韓への出現 |
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13の1 ギリシャ渦文と月支国 13の2 ギリシャ渦文の伝来ルート 13の3 韓国におけるギリシャ渦文遺品 13の4 新羅の西方文様の各種 |
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第14章 西に消え、東の韓に現れた月支国 |
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14の1 月氏に蓄積された西方文化 14の2 「月支」の存在を実証したニヤ木簡 14の3 蜀の陳寿と魏の張華 14の4 3世紀前、西に消えた「月支」 14の5 東の韓に登場した「月支」 14の6 「月支国」の所在地判定史料 |
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第15章 中央アジアに進出した鮮卑 |
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15の1 月氏居住地・甘粛への鮮卑進出 15の2 中央アジアの吐谷渾と月支 15の3 新羅の中の中央アジア人 |
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第16章 「辰王」(魏書)から「辰韓王」(晋書)へ |
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第17章 おわりに-4〜5世紀伽耶の大変動と月支国 |