タイトルコード |
1000100212936 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
中世土佐幡多荘の寺院と地域社会 |
書名ヨミ |
チュウセイ トサ ハタノショウ ノ ジイン ト チイキ シャカイ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
東近 伸/著
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著者名ヨミ |
トウチカ シン |
出版地 |
高知 |
出版者 |
リーブル出版
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出版年月 |
2014.9 |
本体価格 |
¥2500 |
ISBN |
978-4-86338-094-3 |
ISBN |
4-86338-094-3 |
数量 |
274p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
218.4
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件名 |
高知県-歴史
荘園
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内容紹介 |
中世土佐幡多荘における金剛福寺と地域社会との関係について考察。勧進と結縁による支配と信仰の視点から古文書・古記録を読み直し、地域社会に暮らす住民の動向を明らかにする。 |
目次タイトル |
序章 土佐幡多荘における地域史研究の課題と本書の目的 |
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第一節 土佐幡多荘について 第二節 幡多荘と中世地域史研究の現状 第三節 研究史料について 第四節 本書の目的と構成 |
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第一部 金剛福寺の勧進活動と地域社会 |
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第一章 観音霊場-中世金剛福寺の成立 |
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第一節 土佐国衙と金剛福寺 第二節 幡多荘の立荘と金剛福寺 第三節 観音霊場の成立 |
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第二章 中世金剛福寺の勧進活動 |
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第一節 建長の回禄と勧進活動 第二節 正応の回禄と寺領の拡大 第三節 嘉元大検注と津倉渕の寄進 第四節 延慶の回禄と心慶の勧進活動 第五節 金剛福寺の院主たち-南仏、快慶、心慶、定慶について |
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補論1 金剛福寺本尊千手観音立像胎内資料について |
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第一節 胎内納入品、結縁書に見る人々の信仰 第二節 結縁交名紙札について 第三節 僧侶の結縁交名について |
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第三章 幡多荘船所と観音信仰 |
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第一節 金剛福寺と船所職 第二節 末寺観音寺の社会経済活動 第三節 観音信仰と末寺飯積寺の役割 |
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補論2 飯積寺十一面観音像造像銘に見える仏師・圓海について |
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第一節 飯積寺十一面観音像 第二節 仏師圓海 |
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第二部 寺社資料に見る国人の動向と信仰 |
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第一章 中世の大方郷と国人入野氏 |
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第一節 東福寺領土佐国幡多荘大方郷について 第二節 一条教房の土佐下向と入野氏 第三節 寺社資料にみる入野氏 第四節 入野氏の没落 |
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第二章 土佐一条家の成立と国人加久見氏 |
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第一節 一条家の幡多荘直務支配と加久見氏 第二節 加久見氏と金剛福寺の関係について 第三節 土佐国衆加久見兄弟について 第四節 蓮光寺鋳鐘勧進の目的と背景 |
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第三章 四万十川(渡川)合戦と一条兼定 |
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第一節 兼定の豊後出陣の時期 第二節 四万十川合戦と幡多の寺院勢力 第三節 長宗我部氏の宗教政策 第四節 キリシタン史料に見える兼定と「長島の城」 第五節 元親の南予侵攻と兼定の戸島移転 第六節 法華津氏と使僧の役割 第七節 兼定の最後 |
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第四章 中世爪白の仏教文化と東小路氏 |
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第一節 覚夢寺釈迦堂と阿弥陀堂 第二節 二河白道図と浄土信仰 第三節 『長元記』に見える爪白殿 第四節 東小路氏の系譜 第五節 地検帳に見る戦国期末の爪白 第六節 検地以後の地域社会の変遷 |
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補論1 爪白の石造物について |
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第一節 覚夢寺の石造物 第二節 爪白の仏教文化と都鄙間交流 |
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第五章 中世幡多荘の世界と下田港 |
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第一節 一条家領土佐国幡多荘について 第二節 幡多荘船所と横浜 第三節 中世水運の発達と幡多荘中村 第四節 一条教房の土佐下向と幡多荘直務支配 第五節 下山の材木で再建された京都一条邸 第六節 長宗我部地検帳にみる戦国期末の下田 第七節 不破八幡宮神事の一宮神社神輿船渡御と下田 第八節 一宮神社神輿船渡御神役の歴史的背景 |
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終章 土佐幡多荘の地域社会形成と仏教文化 |
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第一節 結論 第二節 成果と今後の課題 |