タイトルコード |
1000100306886 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
石原莞爾の変節と満州事変の錯誤 |
書名ヨミ |
イシハラ カンジ ノ ヘンセツ ト マンシュウ ジヘン ノ サクゴ |
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最終戦争論と日蓮主義信仰 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
伊勢 弘志/著
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著者名ヨミ |
イセ ヒロシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
芙蓉書房出版
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出版年月 |
2015.8 |
本体価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-8295-0657-8 |
ISBN |
4-8295-0657-8 |
数量 |
275p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
289.1
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件名 |
満州事変(1931)
日蓮宗
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個人件名 |
石原 莞爾 |
注記 |
文献:p263〜271 |
内容紹介 |
満州事変の首謀者として知られる石原莞爾。ほとんど学術研究の対象とされなかった信仰問題の分析を通して、石原莞爾の言動の変遷と日蓮主義信仰の影響、そしてこれまで語られてこなかった人物像に迫る。 |
目次タイトル |
第一章 「つくられた石原莞爾像」 |
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1 石原莞爾の生い立ちと郷土 2 日露戦争と世代的位置 3 日露戦争と戦略研究-最終戦争史観の成立- |
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第二章 「八紘一宇」と日蓮主義 |
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1 近代日蓮主義運動の勃興 2 日蓮主義にとっての日清・日露戦争-教義の普及と浸透- 3 「八紘一宇」-田中智学の国体論- |
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第三章 「最終戦争」と「予言」 |
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1 国体問題と日蓮主義信仰-「日本国体論」と「天皇主権説」- 2 入信の経緯と動機としての「予言」 3 対米感情と排他的教義の共鳴 |
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第四章 陸軍の課題としての対米戦略 |
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1 対米戦争の可能性 2 石原莞爾における対米戦略の形成 3 日蓮主義運動の可能性-震災と予言- |
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補論1 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』に見る日蓮主義信仰と社会変革 |
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1 『銀河鉄道の夜』の生い立ち 2 贖罪意識と「二つの天上」にみる死後の世界観 3 ジョバンニの切符に見る「現実世界の優越性」 4 革命への期待とその変遷 おわりに-ジョバンニにだけ持たせた切符- |
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第五章 満洲侵略の前提状況 |
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1 陸軍将校とその世代 2 関東軍の経歴-独走する現地日本軍- 3 張作霖爆殺事件 |
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第六章 満州事変の決行 |
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1 満洲領有の合意形成-「北満参謀旅行」- 2 満洲領有の理由と満洲観 3 陸軍中央の満蒙政策-南次郎陸軍大臣の訓示と「中村震太郎事件」- 4 満州事変の決行 |
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第七章 満洲国建国にともなう変節 |
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1 新国家樹立案 2 満洲国建国と変節 3 変節の表明 4 石原莞爾研究と信仰問題 |
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補論2 石原莞爾の「発心」についての推論 |
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第八章 参謀本部改革と「国防国策」 |
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1 満州事変後の人事 2 二・二六事件 3 戦争指導課の設置 4 「五カ年計画」の可能性と意義 |
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第九章 構想の破綻と変節 |
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1 盧溝橋事件と近衛文麿内閣 2 構想の破綻と「第二の変節」 3 「最終戦争」構想の放棄-「第三の変節」と敗戦- 4 石原莞爾の戦後 |
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第十章 満州事変と予言信仰の錯誤 |
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1 戦争計画の変更にともなう石原の変節 2 「顚倒の論理」-「最終戦争論」における失敗の原因- 3 満州事変の影響 |