タイトルコード |
1000100372913 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
世界と日本の移民エスニック集団とホスト社会 |
書名ヨミ |
セカイ ト ニホン ノ イミン エスニック シュウダン ト ホスト シャカイ |
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日本社会の多文化化に向けたエスニック・コンフリクト研究 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
山下 清海/編著
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著者名ヨミ |
ヤマシタ キヨミ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
明石書店
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出版年月 |
2016.3 |
本体価格 |
¥4600 |
ISBN |
978-4-7503-4324-2 |
ISBN |
4-7503-4324-2 |
数量 |
332p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
334.4
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件名 |
移民・植民
民族問題
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内容紹介 |
近年、世界各地で増加している移民エスニック集団、および日本国内のニューカマーの移民エスニック集団とホスト社会にみられるエスニック・コンフリクトの具体的事例について考察。日本社会の多民族化に向けての課題を示す。 |
著者紹介 |
筑波大学大学院地球科学研究科博士課程単位取得満期退学。同大学生命環境系(地球環境科学専攻)教授。専門は人文地理学、華僑・華人研究。著書に「池袋チャイナタウン」など。 |
目次タイトル |
Ⅰ 移民エスニック集団とホスト社会 |
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1.移民エスニック集団と先住エスニック集団 2.エスニック・コンフリクトの類型 3.エスニック資源の活用 |
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Ⅱ 移民エスニック集団とホスト社会の分析キーワード |
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1.ソーシャル・ミックス(社会的混合) 2.エスニック範疇化 3.移民エスニック集団の借り傘戦略 4.エスニック集団と土地・住宅取得 5.エスニック集団の記憶の場-ウィーンのユダヤ人の観光スポット- 6.移民博物館 7.国勢調査 8.インナーシティ再生とエスニシティ 9.市民権 |
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Ⅲ 2011年イングランド暴動の特性 |
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1.2011年イングランド暴動の課題 2.イングランドにおける暴徒の特性 3.ロンドン大都市圏における暴動の特性 4.暴動と民族・貧困 |
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Ⅳ 変容する移民地区 |
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1.グットドール地区と移民 2.都市計画事業と多文化性 3.表象と統計 4.宗教と文化 5.地区の変容を促すものは何か |
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Ⅴ エスニック市場にみるウィーンのエスニック景観の動向 |
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1.はじめに 2.ウィーンにおける外国人の流入 3.ウィーンにおける外国人の居住分布 4.ブルネン小路のエスニック市場 5.エスニック景観の動向 |
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Ⅵ ロサンゼルス大都市圏の分断化とエスニックタウン |
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1.都市化の進展と大都市圏の形成 2.移民とホスト社会の摩擦 3.移民とエスニックタウン 4.アジア化とラテンアメリカ化 |
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Ⅶ ホスト社会としてのケベックのディレンマ |
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1.はじめに 2.ケベック州およびモントリオール大都市圏の宗教景観 3.ケベック党の政権奪回と「ケベックの価値」憲章(60号法案)の提案 4.ホスト社会としてのケベックのディレンマ 5.結びに代えて |
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Ⅷ オーストラリアの難民政策 |
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1.研究の背景と課題 2.オーストラリアにおける人種・民族関係と移民政策 3.オーストラリアの難民政策の変遷 4.庇護申請者向け収容施設の実情 5.庇護申請者向け収容施設の役割 |
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Ⅸ ニューチャイナタウンの形成とホスト社会 |
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1.世界におけるニューチャイナタウンの形成 2.日本における新華僑の増加 3.池袋チャイナタウンの形成と新華僑のエスニック・ビジネス 4.新華僑と地元コミュニティ 5.おわりに |
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Ⅹ 「花街」からエスニック空間へ |
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1.土地取得とエスニック空間の形成 2.研究対象地域と用いるデータ 3.今里新地における土地所有者の変遷と建造環境 4.エスニック空間への変容の背景 5.おわりに |
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ⅩⅠ エスニック集団成員とホスト社会との接点 |
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1.なぜ,エスニック集団成員の「日常」に着目するのか? 2.滞日ブラジル人の日常生活活動 3.エスニック集団内部に存在するグラデーションを考える 4.エスニック集団とホスト社会との接点を考える 5.おわりに |
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ⅩⅡ 増加する在留外国人と日本社会 |
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1.外国人ニューカマーの増加 2.エスニックタウンの形成とエスニック・コンフリクト 3.エスニック資源の活用 4.今後の課題 |