タイトルコード |
1000100374358 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
<少年>と<青年>の近代日本 |
書名ヨミ |
ショウネン ト セイネン ノ キンダイ ニホン |
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人間形成と教育の社会史 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
田嶋 一/著
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著者名ヨミ |
タジマ ハジメ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
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出版年月 |
2016.3 |
本体価格 |
¥8800 |
ISBN |
978-4-13-056225-6 |
ISBN |
4-13-056225-6 |
数量 |
8,450,8p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
371.45
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件名 |
少年
青年
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内容紹介 |
日本の社会にはこれまでどのような次世代養育システムがつくりだされてきたか。日本社会が近世から近代に移行する過程における<形成>と<教育>の歴史を、<少年>と<青年>の問題を主軸として社会史的な視点から解明する。 |
著者紹介 |
1947年埼玉県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。國學院大學教授。 |
目次タイトル |
序章 近代日本における<教育>と<青年>の概念 |
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1 <教育>の概念と言葉の用法 2 <教育>と<教化>と<形成>の区別 3 エデュケーションの翻訳語としての教育 4 植木枝盛の教育論と「開発進達」の思想 5 公教育におけるエデュケーションの系と「教+育」の系 6 福沢諭吉の『学問のすゝめ』と青年期の教育 7 日本社会における人づくり文化の多様性と重層性 8 本書の構成 |
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第一部 <一人前>に向けて |
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第1章 民衆の子育ての習俗とその思想 |
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1 村共同体と子ども 2 人間形成の思想と方法 |
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第2章 近世社会の家族と子育て |
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1 小農自立と村の子育ての習俗 2 近世農村の発展と養育への関心 3 都市の町人たちの子育て |
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第3章 若者の形成と若者組 |
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1 若者組と若者たちの形成 2 権力による取り締まりと若者組の変容 |
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第二部 <若者>と<青年>の社会史 |
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第1章 共同体の解体と<青年>の出現 |
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1 共同体から近代社会へ 2 日本社会と<青年> 3 青年期教育の二重構造と社会史の視点 4 女性の青年期 |
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第2章 <青年>の社会史 |
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1 「田舎青年」論と山本滝之助 2 『山本滝之助日記』の分析 |
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第3章 <修養>の成立と展開 |
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1 <修養>の社会史研究に向けて 2 明治初期啓蒙思想と修養 3 初期修養論の継承と深化 4 修養論の多様な展開 5 新しい青年期の登場と修養ブーム 6 新渡戸稲造の修養論 7 修養論からの教養論の分岐とその後の展開 8 修養論の大衆化・通俗化とその担い手 9 青年の自己教育運動の展開と修養の再編 10 修養と教養の戦後史 |
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第4章 <修養>の大衆化 |
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1 野間清治における修養論の成立とその特徴 2 講談社の出版事業における修養論の展開 3 講談社少年部における修養の実践的展開 |
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第三部 近代化の進行と教育文化 |
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第1章 <少年>概念の成立と少年期の出現 |
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1 雑誌『少年世界』編集者の意図と読者層 2 <少年>概念の混乱と整理 3 <少年>たちの人生選択と学校 |
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第2章 一九二〇-三〇年代における児童文化論・児童文化運動の展開 |
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1 児童文化の概念 2 よい文化を与えたいという立場 3 文化の製作者として子どもを捉える立場 4 社会的実践主体として子どもを捉える立場 5 子ども研究の進展と発達論的な視点 |
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第3章 青少年の自己形成と学校文化 |
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1 学歴社会と中等教育 2 戦前日本の受験問題 3 高等女学校の学力問題 4 戦争と中等教育の崩壊 5 戦後教育改革と新制中学校 |