タイトルコード |
1000100411114 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
律令国家の軍事構造 |
書名ヨミ |
リツリョウ コッカ ノ グンジ コウゾウ |
叢書名 |
同成社古代史選書
|
叢書番号 |
20 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
吉永 匡史/著
|
著者名ヨミ |
ヨシナガ マサフミ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
同成社
|
出版年月 |
2016.7 |
本体価格 |
¥6000 |
ISBN |
978-4-88621-730-1 |
ISBN |
4-88621-730-1 |
数量 |
3,264p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.34
|
件名 |
日本-歴史-古代
律令
軍隊-歴史
|
内容紹介 |
古代の律令軍事体制はどのような過程を経て成立し、法によって管理・運営されたのか。主に地方軍事力に着目しつつ、唐制との比較史的視点・手法にもとづき考察をくわえ、日本の律令法における軍事力の特色を浮かび上がらせる。 |
著者紹介 |
1980年大分県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。金沢大学人間社会研究域歴史言語文化学系准教授。 |
目次タイトル |
序章 本書の視角と構成 |
|
第Ⅰ部 律令軍事体制の構造 |
|
第一章 律令軍団制の成立と構造 |
|
第一節 軍毅の職掌 第二節 兵士の任務と軍団機構 第三節 天武・持統朝における地方軍事力の再編成 むすび-律令軍団制の意義- |
|
第二章 射田と軍団 |
|
第一節 射田の分類と変遷 第二節 射田経営と軍団 むすび-地方軍事財源としての射田- |
|
第三章 日唐征討軍の内部秩序と専決権 |
|
第一節 唐軍防令大将出征条の復原 第二節 日唐征討軍の編成 第三節 日本征討軍の内部秩序 むすび-日唐征討軍の比較検討からみえるもの- |
|
第四章 日唐軍防令と北宋天聖令 |
|
第一節 日唐軍防令における烽規定 第二節 唐軍防令と日本軍防令 むすび-日唐軍防令比較研究の課題- |
|
第Ⅱ部 地方支配における軍事力 |
|
第五章 律令関制度の構造と特質 |
|
第一節 唐関市令条文排列の復原 第二節 唐関市令1欲度関条の復原 第三節 日唐関制度の同質性 むすび-日唐関制度の差違と同質性- |
|
第六章 律令制下における関【セン】の機能 |
|
第一節 関の設置原則をめぐる問題 第二節 関と【セキ】 第三節 関司の実態と軍団 むすび-関・【セキ】の設置目的と機能- |
|
第七章 大宝律令施行前後における軍事構想 |
|
第一節 中国律令における捕亡令 第二節 律令国家成立期の軍事構想-捕亡令第一条の復原と比較- むすび-捕亡令からみる軍事構想- |
|
第八章 律令国家と追捕制度 |
|
第一節 追捕担当官司と発兵権 第二節 唐令条文の復原 第三節 罪人追捕システムの構造 むすび-追捕システムと軍団- |
|
終章 律令国家と軍事 |