タイトルコード |
1000100434812 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本の公開買付け |
書名ヨミ |
ニホン ノ コウカイ カイツケ |
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制度と実証 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
田中 亘/編
森・濱田松本法律事務所/編
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著者名ヨミ |
タナカ ワタル モリ ハマダ マツモト ホウリツ ジムショ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
有斐閣
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出版年月 |
2016.10 |
本体価格 |
¥7600 |
ISBN |
978-4-641-13758-5 |
ISBN |
4-641-13758-5 |
数量 |
14,424p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
338.16
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件名 |
株式公開買付
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内容紹介 |
2006年〜2013年に行われた公開買付け事例の実証分析により、わが国の公開買付けの実態を明確化。それを踏まえて、法学者・経済学者・弁護士が、公開買付法制について解釈論のみならず立法面も含めて検討する。 |
著者紹介 |
東京大学社会科学研究所教授。 |
目次タイトル |
序章 本書の特長および概要 |
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1 はじめに-本書の特長 2 本書の概要 3 おわりに |
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第1部 制度編 |
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第1章 買付価格の均一性ルールについて |
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1 はじめに 2 わが国における公開買付価格の均一性 3 諸外国の規制 4 複数の買付け間の均一性 5 公開買付け外の行為と均一性 6 さいごに |
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第2章 公開買付けに関する行為規制 |
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1 はじめに 2 公開買付開始公告・公開買付届出書・公開買付説明書 3 外国の株主を対象外として実施する公開買付け 4 利益相反型の公開買付けにおける株式価値算定書の開示 5 公開買付けの強圧性対策としての買付期間延長制度 6 公開買付けの撤回 7 むすび |
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第3章 公開買付前後の第三者割当てをめぐる法的問題の検討 |
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1 はじめに 2 公開買付規制 3 会社法上の募集株式の発行等の規制との関係 4 売却圧力(強圧性)との関係 5 トップ・アップ・オプションに特有の問題 |
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第4章 現状を踏まえた利益相反回避措置に関する検討 |
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1 はじめに 2 わが国の利益相反回避措置の特徴と本章の議論の対象 3 対象会社内部の判断権限の分配と利益相反回避措置の必要性 4 特別委員会の交渉権限と財務アドバイザーの選任権限 5 特別委員会における社外の有識者の活用 6 MOM条項の採用 7 本章の議論のまとめ |
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第5章 MBOと親会社による子会社の非公開化の規制は同一であるべきか? |
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1 問題意識 2 MBOと親会社による子会社の非公開化の構造の比較 3 支配権取引としてのMBOの規制 4 親子会社間の取引としての親会社による子会社の非公開化 5 総括と試論 |
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第6章 実質的特別関係者 |
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1 はじめに 2 総論-規制の沿革についての考察および評価 3 実質的特別関係者についての解釈論 4 実質的特別関係者の規制の評価と立法論 5 おわりに |
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第2部 実証編 |
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第7章 公開買付けの当事者・価格その他の公開買付けの条件 |
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1 公開買付けの当事者 2 公開買付けの価格 3 公開買付けのその他の条件 |
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第8章 公開買付けにおける支配プレミアムと株主の応募行動 |
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1 はじめに 2 サンプル,データと基本統計 3 支配プレミアムと応募比率に影響を持つ要因-相関係数からの分析 4 支配プレミアムの実態 5 支配プレミアムの国際比較 6 支配プレミアムの分析 7 実質応募率の実態 8 公開買付けは経済的付加価値を生んでいるのか? 9 分析結果のまとめ 10 現状の課題に対する筆者の考える制度的手当ての方向性 |
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第9章 公開買付けに付随する取引 |
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1 全体像 2 取引内容の精査 3 調査した事項および算出方法 |
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第10章 利益相反取引における利益相反回避措置の現状 |
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1 はじめに 2 本章の分析の対象とその前提 3 特別委員会に関する利用の現状 4 特別委員会の設置以外の利益相反回避措置の現状 5 本章の分析のまとめ |
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第11章 株価と売買高から見た情報開示,応募手続と支配権市場 |
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1 はじめに 2 データと計測方法 3 株価と売買高 4 対抗公開買付け,経営支配権市場と企業統治 5 結び |