タイトルコード |
1000100653000 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
新しい中世古文書学 総論編 |
巻次(漢字) |
総論編 |
書名ヨミ |
アタラシイ チュウセイ コモンジョガク |
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アーカイブズとしての古文書 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
上島 有/著
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著者名ヨミ |
ウエジマ タモツ |
出版地 |
大阪 |
出版者 |
清文堂出版
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出版年月 |
2018.9 |
本体価格 |
¥9500 |
ISBN |
978-4-7924-1091-9 |
ISBN |
4-7924-1091-9 |
数量 |
7,308p |
大きさ |
27cm |
分類記号 |
210.4
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件名 |
日本-歴史-中世
古文書
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注記 |
文献:p294〜300 |
内容紹介 |
「もの」としての文書・古文書とは。古文書の伝来論・様式論・機能論、史料論としての中世古文書学などを論じ、新しい中世古文書学、アーカイブズ学としての中世古文書学について述べる。 |
著者紹介 |
大正13年三重県生まれ。京都大学文学部史学科(国史学専攻)卒業。摂南大学名誉教授。文学博士(京都大学)。著書に「京郊庄園村落の研究」「東寺・東寺文書の研究」など。 |
目次タイトル |
序章 新しいアーカイブズ学としての中世古文書学 |
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第一節 アーカイブズ・アーカイブズ学とその研究分野 第二節 古文書の特殊的性格とその研究分野・ライフサイクル 第三節 文献としての古文書の特殊的性格 第四節 新しい古文書学の研究分野と機能論 |
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第一部 新しい中世古文書学 |
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第一章 文書・古文書と中世古文書学 |
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第一節 新しい文書・古文書と古文書学 第二節 相田二郎『日本の古文書』 第三節 佐藤進一『古文書学入門』 |
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第二章 古文書の伝来・伝来論 |
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第一節 新しい古文書の伝来・伝来論 第二節 相田二郎氏の「古文書の伝来」 第三節 佐藤進一氏の「古文書の伝来」 第四節 古文書の「本質的効力」とは何ぞや 第五節 新しい伝来論のまとめ |
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第三章 古文書の様式・様式論 |
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第一節 新しい古文書の様式・様式論 第二節 従来の古文書の「様式・様式論」 第三節 古文書の様式分類 |
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第四章 古文書の機能・機能論 |
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第一節 機能論研究の提起 第二節 「文書史」とは何ぞや 第三節 「文書史の目的」とは 第四節 文書の機能は現用段階の文字情報だけか 第五節 文書はふつう「かたまり」として機能する 第六節 機能論とその問題点 第七節 その後の機能論 |
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第五章 相田二郎・佐藤進一両氏とその古文書学 |
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第一節 相田二郎氏とその古文書学 第二節 佐藤進一氏とその古文書学 |
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第二部 中世古文書学とその史料論化 |
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第一章 史料論としての中世古文書学 |
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第一節 古文書学固有の本格的研究の欠如 第二節 新しい史料論・史料学の提起 第三節 新しい中世史料論の研究(一) 第四節 新しい中世史料論の研究(二) |
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第二章 佐藤進一「中世史料論」 |
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第一節 「文書概念の再検討」について 第二節 「新様式の開発」について |
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第三章 最近の中世史料論 |
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第一節 政治体制論・国家論を意図した発給者別分類なのか 第二節 古文書学には古文書学固有の課題がある 第三節 政治体制論や国家論は古文書学の課題ではない 第四節 いくつもある古文書体系論も古文書学の課題ではない 第五節 意識的・意図的な発給者別分類なのか |
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第四章 最近の中世史料論の林屋・上島論文批判 |
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第一節 林屋論文と佐藤論文 第二節 富田論文の林屋論文批判 第三節 佐藤論文の意識的無視 第四節 富田論文の上島論文批判 |
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第五章 本書全体のまとめ |
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第一節 文書は「もの」として作成される 第二節 文書の特殊的性格 第三節 文書の本質的効力とは 第四節 その他の重要な論点 第五節 古文書学と史料論の同化 |