タイトルコード |
1000100735658 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
シェイクスピアと西洋古典文学 |
書名ヨミ |
シェイクスピア ト セイヨウ コテン ブンガク |
|
詩的想像力の源の研究 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
廣田 麻子/著
|
著者名ヨミ |
ヒロタ アサコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
英光社
|
出版年月 |
2019.7 |
本体価格 |
¥2200 |
ISBN |
978-4-87097-188-2 |
ISBN |
4-87097-188-2 |
数量 |
3,215p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
932.5
|
個人件名 |
Shakespeare William |
注記 |
文献:p201〜210 |
内容紹介 |
ラテン語の英才教育を受け、古典に親しめる素養を身につけたと考えられるシェイクスピアは、多くの先行作品を劇作の材源に用いた。彼が古典を基にいかに人間の根源的な営みを表現しえたのかを、その読書の跡を辿りながら示す。 |
目次タイトル |
序章 |
|
1 シェイクスピア劇の「呑気」 2 材源 3 シェイクスピアの受けた古典語教育 4 先行研究の動向 5 本研究のねらいと意義 |
|
第1章 詩人の老い:シェイクスピアのソネット73番におけるオウィディウスの影響 |
|
1 シェイクスピアのソネット 2 ソネッ73番とオウィディウスの『変身物語』第15歌 3 ひとの一生と季節の移り変わり 4 がらんとした廃墟となった聖歌隊席 5 おわりに |
|
第2章 「愛の書物」:『ヴェローナの二紳士』におけるヒーローとリアンダー |
|
1 愛の書物 2 ウェルギリウス『農耕詩』第3歌における恋人たち 3 オウィディウス『名婦の書簡』第18歌におけるヘーローとレアンデル 4 シェイクスピアの『愛の書物』 |
|
第3章 天来の詩のちから:『ヴェローナの二紳士』におけるオルペウスの竪琴 |
|
1 オルペウスの竪琴 2 ウェルギリウスの『農耕詩』に登場するオルペウス 3 オウィディウスの『変身物語』に登場するオルペウス 4 シェイクスピアの『ヴェローナの二紳士』におけるオルペウス |
|
第4章 ジュリエットの幼さ:マクミラン版バレエ『ロミオとジュリエット』におけるシェイクスピアとオウィディウス |
|
1 古典とシェイクスピアとバレエ 2 マクミラン版バレエ『ロミオとジュリエット』 3 シェイクスピアのジュリエット 4 オウィディウスのパエトン 5 ジュリエットとパエトン |
|
第5章 「涙ぐましくもおかしき一場」:『夏の夜の夢』における余興ピラマスとシズビーと『変身物語』のピューラムスとティスベー |
|
1 余興ピラマスとシズビー 2 壁 3 月または夜 4 血 5 桑 6 おわりに |
|
第6章 「うわさ」:『ヘンリー四世・第2部』序幕の‘Rumour'とウェルギリウス『アエネーイス』第4歌の‘Fama' |
|
1 はじめに 2 シェイクスピアの『ヘンリー四世・第2部』に登場する‘Rumour'「うわさ」 3 ウェルギリウスの『アエネーイス』第4歌にみられる‘Fama'「うわさ」 4 ウェルギリウスとシェイクスピアの「うわさ」 |
|
第7章 リアンダーの「こむら返り」:シェイクスピアの『お気に召すまま』とムーサイオスの『ヘーローとレアンドロス』 |
|
1 はじめに 2 シェイクスピアの『お気に召すまま』に言及されるヒーローとリアンダー 3 ムーサイオスの『ヘーローとレアンドロス』 4 おわりに |
|
第8章 「希薄な空気のなかへ」:シェイクスピアの『あらし』とウェルギリウスの『アエネーイス』第4歌 |
|
1 『あらし』の材源 2 「希薄な空気の中へ」 3 ウェルギリウスの『アエネーイス』第4歌 4 『あらし』のなかのメルクリウス |
|
第9章 魔術から音楽へ:メーデイアとプロスペロー |
|
1 プロスペローの呪文とメーデイアの呪文 2 メーデイアの呪文 3 ゴールディングの英訳によるメーデイアの呪文 4 シェイクスピアのプロスペローの呪文 5 おわりに |
|
結論 |