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書誌情報サマリ

書名

人の精神の刑法的保護 

著者名 薮中 悠/著
著者名ヨミ ヤブナカ ユウ
出版者 弘文堂
出版年月 2020.1


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資料情報

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No. 所蔵館 配架場所 請求記号 資料番号 資料種別 状態 個人貸出 在庫
1 中央図書館一般開架32623/21/0106694799一般在庫 

書誌詳細

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タイトルコード 1000100774735
書誌種別 図書
書名 人の精神の刑法的保護 
書名ヨミ ヒト ノ セイシン ノ ケイホウテキ ホゴ
言語区分 日本語
著者名 薮中 悠/著
著者名ヨミ ヤブナカ ユウ
出版地 東京
出版者 弘文堂
出版年月 2020.1
本体価格 ¥4500
ISBN 978-4-335-35740-4
ISBN 4-335-35740-4
数量 11,306p
大きさ 22cm
分類記号 326.23
件名 傷害   精神医学
注記 文献:p284〜299
内容紹介 「刑法における傷害概念」と「人の精神的機能の障害」との関係について、日本における判例・学説の議論の現状から課題を析出し、比較法的検討などをふまえて考察。人の精神も傷害罪や各種の致傷罪の保護法益であることを示す。
著者紹介 1979年北海道生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。同大学専任講師(有期)。博士(法学)(慶應義塾大学)。
目次タイトル 序章
第1節 本書の目的 第2節 本書における考察の素材とその性格 第3節 本書の構成
第1章 日本の判例・学説の素描
第1節 本章の目的 第2節 判例・裁判例の状況 第3節 学説の状況 第4節 検討課題および分析の視点
第2章 ドイツ刑法における傷害概念と精神的障害
第1節 本章の目的 第2節 ドイツ刑法における傷害概念 第3節 精神的障害をめぐる議論 第4節 ドイツにおける議論の分析・検討 第5節 小括
第3章 オーストリア刑法における傷害概念と精神的障害
第1節 本章の目的 第2節 オーストリア刑法における傷害概念 第3節 精神的障害をめぐる議論状況 第4節 オーストリアにおける議論の分析・検討
第4章 スイス刑法における傷害概念と精神的障害
第1節 本章の目的 第2節 スイス刑法における傷害概念 第3節 精神的障害をめぐる議論状況 第4節 小括 第5節 ドイツ刑法・オーストリア刑法・スイス刑法の比較法的考察から日本法へ
第5章 日本刑法204条の成立過程にみる傷害概念
第1節 本章の目的 第2節 「殴打創傷ノ罪」の成立過程および成立後の基本的理解 第3節 現行刑法204条の成立過程 第4節 検討 第5節 本章のまとめと補論
第6章 日本刑法204条の成立後の議論と傷害概念
第1節 本章の目的 第2節 現行刑法成立後の議論の経過 第3節 小括
第7章 日本刑法における傷害概念と精神的障害
第1節 本章の目的 第2節 傷害概念に関する基本的対立と生理的機能障害の類型 第3節 精神的障害の傷害該当性の議論における「2つの要請」 第4節 精神症状包含説と身体症状限定説 第5節 精神的障害を傷害概念に含めることの文理上の疑義 第6節 傷害罪・各種致傷罪の成立範囲 第7節 いわゆる「織り込み済み」の理論の評価 第8節 本章の結論
第8章 刑法的判断における医学的診断の意義-PTSDの診断(基準)の影響
第1節 本章の目的 第2節 刑法上の傷害概念と医学的概念 第3節 監禁致傷罪とPTSDの診断(基準)
第9章 日本刑法における傷害概念と意識障害
第1節 本章の目的 第2節 律系刑法(仮刑律・新律綱領・改定律例)と意識障害 第3節 刑法改正事業における各種草案と意識障害 第4節 判例・裁判例の状況 第5節 学説における議論 第6節 オーストリアにおける議論の概観 第7節 検討 第8節 機能の作用の阻止と障害との区別、「程度」問題との関係 第9節 本章の結論
終章
第1節 本書の成果と結論 第2節 発展的課題



内容細目

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2020
2020
326.23 326.23
傷害 精神医学
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