タイトルコード |
1000100779288 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
戦国末期の足利将軍権力 |
書名ヨミ |
センゴク マッキ ノ アシカガ ショウグン ケンリョク |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
水野 嶺/著
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著者名ヨミ |
ミズノ レイ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
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出版年月 |
2020.2 |
本体価格 |
¥9000 |
ISBN |
978-4-642-02962-9 |
ISBN |
4-642-02962-9 |
数量 |
5,265,6p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.47
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件名 |
日本-歴史-室町時代
日本-歴史-安土桃山時代
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個人件名 |
足利 義昭 |
内容紹介 |
織田信長の陰で看過されがちな足利義輝・義昭ら戦国期の将軍や幕府。信長発給の禁制や将軍御内書等から義昭と信長の関係を検討。戦国・織豊期の将軍権力の実像に迫り、やがて消失するまでの過程を足利将軍の視点で解明する。 |
著者紹介 |
1988年東京都生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期日本史学専攻修了。東京大学地震研究所地震予知研究センター特任研究員。 |
目次タイトル |
序章 研究史の整理と本書の構成 |
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一 研究史の整理 二 本書の構成 |
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第一部 織田信長との関係 |
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第一章 織田信長禁制にみる「幕府勢力圏」 |
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はじめに 一 将軍義昭期幕府下における禁制 二 信長「執達禁制」発給の意義 三 近江をめぐる問題 四 義昭期幕府の畿内政治の再検討 おわりに |
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第二章 幕府儀礼にみる織田信長 |
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はじめに 一 上洛当初における信長の儀礼上の位置づけ 二 再度の就任要請と裏書御免 三 「五ケ条の条書」と人的関係の変化 四 三好長慶・毛利輝元への栄典 おわりに |
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第三章 義昭期幕府における織田信長 |
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はじめに 一 「准官領」の権限 二 元亀元年以降の義昭と信長 三 信長の位置づけ 四 義昭と信長の対立 おわりに |
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第二部 将軍義輝・義昭による政策展開 |
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第一章 義輝の政治活動とその意図 |
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はじめに 一 将軍宣下と官位昇進 二 朝廷との関係 三 政策の展開 四 将軍の在京 おわりに |
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第二章 義昭の対大名交渉と起請文 |
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はじめに 一 「光源院殿御代当参衆并足軽以下衆覚」にみる義昭の政権構想 二 上洛以前の義昭と諸大名 三 将軍義昭期幕府下の大名 四 「江濃越一和」の意義 五 義昭と諸大名起請文 おわりに |
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第三章 義昭による大名間和平調停と「当家再興」 |
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はじめに 一 「当家再興」 二 義昭による和平調停の意義 三 天正年間の動向と「当家再興」 おわりに |
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第四章 義昭による栄典・諸免許の授与 |
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はじめに 一 毛氈鞍覆・白傘袋の免許 二 官途・受領の授与 三 幕府役職の授与 四 義昭による格式確認 おわりに |
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補論 國學院大學図書館所蔵「足利義昭御内書」にみる方針転換 |
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第五章 足利将軍権力の消失 |
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はじめに 一 義昭と毛利氏 二 義昭への制限 三 天正十年以降の義昭の動向 四 九州出兵と義昭 おわりに |
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終章 総括と展望 |
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一 足利義昭と織田信長 二 将軍による政策展開 三 戦国末期の足利将軍権力の淵源 |