タイトルコード |
1000100796650 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
空白の美術史 |
書名ヨミ |
クウハク ノ ビジュツシ |
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植民地下「朝鮮」で見る創作版画 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
辻 千春/著
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著者名ヨミ |
ツジ チハル |
出版地 |
名古屋 |
出版者 |
中日新聞社
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出版年月 |
2020.2 |
本体価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-8062-0761-0 |
ISBN |
4-8062-0761-0 |
数量 |
211p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
732.21
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件名 |
版画-朝鮮
版画-日本
朝鮮-歴史-日韓併合時代(1910〜1945)
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内容紹介 |
明治末期の日本で興った創作版画は、植民統治下の「朝鮮」でどのように展開したのか。当時の史料を渉猟し、現地調査を行って資料を収集。日本人と朝鮮人の活動を詳らかにし、両者の関わりについても考察する。図版も多数収載。 |
目次タイトル |
序章 |
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第1節 植民地朝鮮の美術界と朝鮮美展の開催 第2節 朝鮮美展における版画受理 第3節 おわりに |
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第1章 日本人美術家による京城における創作版画の展開 |
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第1節 1928年以前,京城における版画創作 第2節 多田毅三の出版活動に見る版画掲載へのこだわり 第3節 朝鮮創作版画会による創作活動の展開 第4節 朝鮮創作版画会の終焉と多田毅三の離脱 第5節 おわりに |
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第2章 時局下,京城への「日本版画」の流入と展開 |
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第1節 平塚運一の朝鮮訪問後から日中開戦前夜まで:1934年-1936年 第2節 日中開戦後から植民地朝鮮の終焉まで:1937年-1945年 第3節 おわりに |
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第3章 仁川における佐藤米次郎の版画創作と普及活動 |
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第1節 佐藤兄弟の仁川移住と版画創作 第2節 仁川移住後から蔵書票展開催前夜まで:1940年1月-1941年9月 第3節 蔵書票展開催の顚末:1941年10月16日-19日 第4節 蔵書票展開催後の版画創作と普及活動:1941年11月-1944年4月 第5節 おわりに |
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第4章 釜山における清永完治の版画創作と創作版画誌『朱美』刊行の意義 |
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第1節 趣味家ネットワークにおける版画創作の展開 第2節 「朱美」の創刊とそれを支えた作家たち 第3節 「朱美」刊行の推移と作家の動静 第4節 おわりに |
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第5章 朝鮮人美術家の版画創作と日本 |
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第1節 李秉【ケン】と金貞桓の版画創作と日本人ネットワーク 第2節 小野忠明と崔榮林と崔志元の版画創作 第3節 李【ヘイ】圭による『養正』の木版表紙絵に見る版画創作の顚末 第4節 おわりに |
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結章 |