タイトルコード |
1000101146326 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
シェイクスピアと日本語 |
書名ヨミ |
シェイクスピア ト ニホンゴ |
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言葉の交通 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
中谷 森/著
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著者名ヨミ |
ナカタニ モリ |
出版地 |
横浜 |
出版者 |
春風社
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出版年月 |
2024.2 |
本体価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-86110-941-6 |
ISBN |
4-86110-941-6 |
数量 |
265,4p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
932.5
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件名 |
翻訳文学
翻案
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個人件名 |
Shakespeare William |
注記 |
文献:p251〜265 |
内容紹介 |
シェイクスピア作品を日本語で表現するというのはどういうことなのか。明治以降の日本におけるシェイクスピア戯曲の翻訳・翻案作品の「言葉」のありよう、日本語と英語を同時に深い角度で眼差した創作者たちの意図を探る。 |
目次タイトル |
序章 最前線としての辺境 |
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第1章 再び“ことば”の方へ-研究と実践の通史 |
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1.先行研究を流れる二つの水脈 2.日本のシェイクスピア翻訳と翻案のこれまで 3.本書の構成-四作品の“ことば”が照らすもの |
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第2章 演劇の言葉と小説の文章-小林秀雄作『おふえりや遺文』 |
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1.作品の背景と先行研究 2.演劇と小説の分断-一九三一年発表時の文体 3.おふえりやと言葉の分裂-一九三三年と四九年の改訂 4.演劇と小説の接続-小林の『ハムレット』批評 5.演劇の言葉と小説の文章の紐帯 |
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第3章 翻訳を通じた文体創造-福田恆存訳『ハムレット』 |
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1.作品の背景と先行研究 2.せりふ劇と日本の伝統芸能の言語的差異 3.シェイクスピアの韻文と日本語の韻律 4.膠着語の問題と語尾の工夫 5.文末表現の工夫がもたらす独自性 6.「物」としての言葉 |
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第4章 脚韻の再創造-木下順二訳『マクベス』 |
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1.作品の背景と先行研究 2.一九七〇年から八八年までの変遷 3.シェイクスピア『マクベス』における脚韻の意義 4.一九八八年版における脚韻の再創造 5.悲劇の翻訳と脚韻 |
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第5章 シテの言葉と声-平川祐弘作・宮城聰演出『オセロー』の夢幻能翻案 |
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1.作品の背景と先行研究 2.平川祐弘による謡曲台本 3.宮城聰による初演の演出の声 4.東西を往還する言葉 5.言葉を旅するデズデモーナ |
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終章 言葉なき死の向こう側 |