タイトルコード |
1000100878264 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本の<メロドラマ>映画 |
書名ヨミ |
ニホン ノ メロドラマ エイガ |
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撮影所時代のジャンルと作品 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
河野 真理江/著
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著者名ヨミ |
コウノ マリエ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
森話社
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出版年月 |
2021.2 |
本体価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-86405-157-6 |
ISBN |
4-86405-157-6 |
数量 |
283p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
778.21
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件名 |
映画-日本
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内容紹介 |
戦前・戦後を通じて国民的人気のあった日本映画のジャンル<メロドラマ>はどのように成立し、どこへ行ったのか。スタジオ・システムのなかで量産された作品を分析し、日本的<メロドラマ>の歴史的・文化的特殊性を解明する。 |
目次タイトル |
序論 日本映画における<メロドラマ>の発掘 |
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1 なつかしの面影 2 メロドラマ映画研究の現在 3 ローカル・ジャンルと範例的作品 4 <メロドラマ>からメロドラマを再考する |
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第一章 プロトタイプ・メロドラマ |
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1 『愛染かつら』の神話から<メロドラマ>の歴史化に向けて 2 「メロドラマ」の映画言説への浸透 3 日本映画を対象とする「メロドラマ」批評の実践 4 プロトタイプとしての「松竹大船調メロドラマ」の誕生 5 <メロドラマ>の停滞、そして復活へ |
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第二章 『新道』(一九三六) |
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1 女性映画として読む 2 受難と天罰 3 「女性的男性」としての上原謙のスター・イメージ 4 折衝する視覚的快楽と道徳規範 |
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第三章 すれ違い映画 |
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1 「戦後最大のメロドラマ」 2 『君の名は』の模造品たち 3 映画・ラジオ・週刊誌の連携 4 ロマンティックな帝国、植民地としての異国 5 階級論争から「通俗」言説へ |
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第四章 映画『君の名は』三部作(一九五三-一九五四) |
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1 通俗的で感傷的なものの再評価に向けて 2 結びつきの絶対的宙吊りとしての「すれ違い」 3 「倒れること」と「待つこと」 4 夢と現実のパラドクス 5 「虚脱」という現実 6 「すれ違い」の超越的な力 |
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第五章 文芸メロドラマ |
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1 女性向け文芸映画の流行 2 中間小説と文芸映画 3 よろめきブームとジャンルの成熟 4 松竹女性映画の変容 5 モラル・パニックと男性観客性 6 『妻は告白する』(一九六一) |
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第六章 『猟銃』(一九六一) |
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1 文芸メロドラマとハリウッド・ファミリー・メロドラマ 2 権力の表象とその主題化 3 「壺」と「銃」 4 イデオロギー的矛盾と批評言説 5 サーク的スタイル、あるいは五所的スタイル |
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第七章 リバイバル・メロドラマ |
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1 <メロドラマ>のリメイクの流行 2 再映画化ブーム(一九五四-一九六〇) 3 リバイバル・ブーム(一九六二〜一九六七) 4 ゴシップの快楽 |
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第八章 『続・愛染かつら』(一九六二) |
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1 『愛染かつら』四度目のリメイク 2 再現とアップデート 3 バックステージ・メロドラマとして読む 4 自己言及性と不可逆性 5 グロテスク美とリバイバルの不可逆性 |
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結論 <メロドラマ>映画の身体 |
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1 <メロドラマ>の歴史化 2 ローカル・ジャンルからクラスター・ジャンルへ 3 日本映画とメロドラマの現在 |