タイトルコード |
1000100879344 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
倭王権の考古学 |
書名ヨミ |
ワオウケン ノ コウコガク |
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古墳出土品にみる社会変化 |
叢書名 |
早稲田大学エウプラクシス叢書
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叢書番号 |
027 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
加藤 一郎/著
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著者名ヨミ |
カトウ イチロウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
早稲田大学出版部
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出版年月 |
2021.2 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-657-21802-5 |
ISBN |
4-657-21802-5 |
数量 |
6,302p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.32
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件名 |
遺跡・遺物-日本
日本-歴史-大和時代
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注記 |
文献:p273〜290 |
内容紹介 |
倭王権は、古墳という墓制を活用し、王権構造を生成・維持・発展させた。天皇陵古墳調査の最前線に立つ著者が、古墳時代をつうじて生産されていた複数の遺物を分析対象にして、古墳時代像を解明する。 |
著者紹介 |
1976年埼玉県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科考古学専攻博士後期課程単位取得退学。宮内庁書陵部陵墓課陵墓調査室を経て主任研究官。著書に「古墳時代後期倭鏡考」がある。 |
目次タイトル |
序論 倭王権をめぐる古墳時代研究と本書の問題意識 |
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第1節 本書の目的 第2節 本書がとるべき方向性-研究史をもとに 第3節 本書の分析対象・前提・構成 |
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第1部 埴輪からみた倭王権 |
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第1章 埴輪編年の構築 |
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第1節 従来の埴輪研究 第2節 埴輪編年 |
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第2章 埴輪生産の変遷 |
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第1節 古墳時代前期の様相 第2節 古墳時代中期の様相 第3節 古墳時代後期の様相 第4節 まとめ |
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第3章 倭の五王の時代における円筒埴輪の規格 |
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第1節 分析対象・分析方法と先行研究 第2節 誉田御廟山古墳併行期 第3節 誉田御廟山古墳併行期の前段階 第4節 大山古墳併行期 第5節 まとめ |
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第2部 倭鏡からみた倭王権 |
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第4章 倭鏡生産の変遷 |
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第1節 はじめに 第2節 前期倭鏡-中国鏡の模倣 第3節 中期倭鏡 第4節 後期倭鏡-雄略朝・継体朝の鏡 第5節 まとめ |
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第5章 前期倭鏡の変化と「政権交替」 |
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第1節 家屋紋鏡の検討 第2節 対置式神獣鏡A系の検討 第3節 分離式神獣鏡系の検討 第4節 まとめ |
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第6章 中期倭鏡の研究 |
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第1節 中期倭鏡に関する先行研究とその課題 第2節 中期倭鏡の分析 第3節 中期倭鏡の面径と分布 第4節 中期倭鏡の特質と意義 |
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第7章 古墳時代後期の出土鏡と長期保有 |
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第1節 鏡の長期保有に関する論点 第2節 古墳時代後期の集落から出土した前期倭鏡-群馬県金井遺跡群 第3節 後期古墳から出土した前期倭鏡-埼玉県における鏡の分布 第4節 後期古墳から出土した後漢鏡 第5節 長期保有と倭王権 |
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第3部 その他の副葬品からみた倭王権 |
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第8章 銅鏃の製作方法とその背景 |
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第1節 衛門戸丸塚古墳の概要と出土の経緯 第2節 衛門戸丸塚古墳出土の銅鏃 第3節 銅鏃の製作方法 第4節 衛門戸丸塚古墳出土銅鏃の意義 |
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第9章 甲冑と革盾 |
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第1節 茶すり山古墳の概要 第2節 茶すり山古墳出土の革盾 第3節 茶すり山古墳出土の甲冑類 第4節 茶すり山古墳出土武具類の意義 |
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第10章 鈴釧の研究 |
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第1節 鈴釧の定義と先行研究 第2節 鈴釧の分類と編年 第3節 鈴釧の製作時期 第4節 鈴釧の特質と意義 |
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第4部 古墳出土品からみた倭王権と社会 |
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第11章 古墳出土品からみた倭王権の動態 |
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第1節 埴輪 第2節 倭鏡 第3節 その他の副葬品 第4節 古墳出土品からみた倭王権の動態 |
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第12章 古墳時代人の思想 |
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第1節 古墳時代における日本列島への神僊思想の流入 第2節 追葬にともなわない古墳築造後の古墳祭祀 第3節 まとめ |
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第13章 古墳出土品からみた国家形成 |
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第1節 はじめに 第2節 日本列島における国家形成過程の画期 第3節 本書の分析成果から導かれる国家形成過程 第4節 古墳出土品からみた日本列島における国家形成 |