タイトルコード |
1000100961019 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
イギリス・ロマン派と英国旅行文化 |
書名ヨミ |
イギリス ロマンハ ト エイコク リョコウ ブンカ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
安藤 潔/著
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著者名ヨミ |
アンドウ キヨシ |
出版地 |
横浜 |
出版者 |
関東学院大学出版会
丸善出版(発売)
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出版年月 |
2022.2 |
本体価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-901734-81-3 |
ISBN |
4-901734-81-3 |
数量 |
12,318p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
930.26
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件名 |
英文学-歴史
ロマン主義(文学)
紀行文学-歴史
文学地理-イギリス
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内容紹介 |
イギリス・ロマン派詩人の多くが頻繁に旅をしているが、それはイギリスで18世紀以来発展してきた旅行文化の中で、旅に詩的インスピレーションを求めた行動といえる。イギリス・ロマン派と旅行文化について論じる。 |
著者紹介 |
1951年岐阜県生まれ。南山大学大学院文学研究科英文学専攻修了。博士(文学)。関東学院大学大学院文学研究科教授等を経て、退職。著書に「スコットランド、一八〇三年」など。 |
目次タイトル |
序章 英国旅行文化論の試み |
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Ⅰ 「旅」を学問的に研究すること Ⅱ 英国旅行文化とは何か Ⅲ トラヴェル・ライティング研究へ Ⅳ 18世紀のトラヴェル・ライティング Ⅴ 19世紀以降のトラヴェル・ライティング Ⅵ 21世紀の英国旅行文化論の方法 |
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第1章 英国湖水地方の旅行文化 |
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Ⅰ 英国湖水地方と文人たち Ⅱ 18世紀の湖水地方旅行記(1)ブラウン、ハチンスン、ギルピン Ⅲ 18世紀の湖水地方旅行記(2)ウェスト、バドワース、ハウスマン |
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第2章 ワーズワスの「湖水地方案内」 |
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Ⅰ 「湖水地方案内」初版著述前後のワーズワスの事情 Ⅱ ワーズワスの「湖水地方案内」の5つのヴァージョン Ⅲ ワーズワスの湖水地方案内初版 Ⅳ 湖水地方の山々の美 Ⅴ 湖水地方の谷と湖、小川と森 Ⅵ 湖水地方の住民 Ⅶ 湖水地方のコテージ、道、橋 Ⅷ 湖水地方の教会、庭園、邸宅 Ⅸ 湖水地方の共和国 |
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第3章 エコロジストとしてのワーズワス:「湖水地方案内」後半 |
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Ⅰ 湖水地方の様相の変化とその改善の提言 Ⅱ 湖水地方訪問案内:訪問すべき時期 Ⅲ 湖水地方への旅程 |
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第4章 18世紀のワイ川下り |
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Ⅰ ウィリアム・ギルピンとはいかなる人物か Ⅱ 『ワイ川、及び南ウェールズ観察紀行』出版の概要 Ⅲ 『ワイ川、及び南ウェールズ観察紀行』全体の構成 Ⅳ 旅の始まりからロス(Ross)を経てモンマス(Monmouth)へ Ⅴ モンマスからチェプストウへ |
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第5章 ワーズワスとコールリッジの邂逅 |
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Ⅰ ワーズワスとコールリッジの初の出会い Ⅱ ワーズワスと初めて出会った頃のコールリッジ Ⅲ ワーズワス:ブリストルからレイスダウンへ(1795年9月〜1797年3月) Ⅳ ワーズワスのネザー・ストウィ訪問(1797年3月末頃)と、コールリッジのレイスダウン訪問(1797年6月初旬) |
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第6章 『リリカル・バラッズ』への道 |
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Ⅰ ネザー・ストウィ、コールリッジ・コテージとオールフォックスデン・ハウス(1797年6月末〜7月) Ⅱ セルウォールのコールリッジ訪問とスパイ・ノーズィ騒ぎ(1797年7月半ば〜8月) Ⅲ コールリッジのカルボン・コウム(Culbone Combe)漂泊、そして「クブラ・カーン」、「老水夫行」とその後(1797年10月〜1798年3月) Ⅳ ドイツ行きの計画と『リリカル・バラッズ』の進展(1798年3月〜8月) Ⅴ ドイツへの旅立ちと『リリカル・バラッズ』の出版(1798年8月〜9月) |
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第7章 ワーズワス兄妹とコールリッジのドイツ旅行:1798〜99年 |
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Ⅰ ドイツへの旅立ち Ⅱ ハンブルク逗留 Ⅲ ラッツェブルクとゴスラー Ⅳ アッパー・サクソニーの旅:ワーズワス=スパイ説の構築と崩壊 Ⅴ ゲッティンゲンのコールリッジ Ⅵ コールリッジのゲッティンゲン退去、そして帰国 |
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第8章 スコットランド、1818年 |
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Ⅰ ロンドンを発ち、リヴァプールから湖水地方に Ⅱ ダンフリーズ・アンド・ギャロウェイ Ⅲ アイルランド、ベルファスト〜アロウェイ Ⅳ グラスゴウからロッホ・ローモンド、インヴェラレイ、ロッホ・オーへ Ⅴ 島嶼部訪問;オーバンからマル島、アイオナ島、スタッファ島 Ⅵ フォート・ウィリアム、ベン・ネヴィス登攀からインヴァネスへ Ⅶ ロンドンへ帰還 |