タイトルコード |
1000100975378 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
新羅・唐関係と百済・高句麗遺民 |
書名ヨミ |
シンラ トウ カンケイ ト クダラ コウクリ イミン |
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古代東アジア国際関係の変化と再編 |
叢書名 |
山川歴史モノグラフ
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叢書番号 |
40 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
植田 喜兵成智/著
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著者名ヨミ |
ウエダ キヘイ ナリチカ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
山川出版社
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出版年月 |
2022.3 |
本体価格 |
¥5500 |
ISBN |
978-4-634-67395-3 |
ISBN |
4-634-67395-3 |
数量 |
298,58p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
221.035
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件名 |
朝鮮-歴史-新羅時代
朝鮮-対外関係-中国-歴史
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注記 |
文献:巻末p6〜16 |
内容紹介 |
7世紀後半の東アジア国際情勢のなかで、新羅は唐との関係をどのように構築し、いかにして百済・高句麗遺民を自らの領域に包摂しようとしたのか。新羅による国家統合過程の歴史的意義を東アジア史の観点からとらえなおす。 |
著者紹介 |
1986年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科人文科学専攻東洋史学コース博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。学習院大学東洋文化研究所助教。 |
目次タイトル |
序章 新羅の国家統合過程に関する問題点と新たな視点 |
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1 問題の所在 2 本書の内容 |
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第一章 唐人郭行節墓誌からみえる六七一年の新羅征討軍 |
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1 郭行節墓誌とその史料的性格 2 六七一年の新羅征討軍 3 新羅征討軍の行動と羅唐戦争前半期の戦況 |
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第二章 羅唐戦争終結期の新羅の対唐意識 |
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1 新羅所伝の羅唐戦争記事 2 錯乱問題と中国史料引用記事 3 文武王十四・十五・十六年条の復元 |
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第三章 黒歯常之・俊親子の事績とその墓誌の制作背景 |
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1 黒歯常之の列伝と墓誌の史料的関係 2 黒歯俊の活動と常之の名誉回復 3 黒歯常之墓誌の記述とその事績の復元 |
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第四章 在唐百済遺民の存在様態と熊津都督府の建安移転 |
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1 在唐百済遺民関連史科 2 百済遺民の入唐と規模 3 入唐後の百済遺民の状況 4 在唐百済遺民の軍事動員 |
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第五章 在唐高句麗遺民の存在様態 |
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1 在唐高句麗遺民墓誌の概観 2 高句麗遺民の入唐過程 3 世代変化 4 遺民の軍事活動 |
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第六章 武周・開元期の王権と百済・高句麗遺民 |
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1 武周期 2 開元期 3 泰山封禅と「内臣之番」 |
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第七章 新羅による安勝の「高句麗王」「報徳王」冊封と骨品制編入 |
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1 羅唐間の紛争と高句麗遺民 2 新羅王と安勝の名分関係 |
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終章 東アジアにおける新羅の三国統一の意味 |
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1 中代新羅王権の性格 2 遺民の流動化と再編成 |