タイトルコード |
1000101141915 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
武者小路実篤文学の構造と同時代状況 |
書名ヨミ |
ムシャコウジ サネアツ ブンガク ノ コウゾウ ト ドウジダイ ジョウキョウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
瀧田 浩/著
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著者名ヨミ |
タキタ ヒロシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
文学通信
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出版年月 |
2024.2 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-86766-032-4 |
ISBN |
4-86766-032-4 |
数量 |
495p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
910.268
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個人件名 |
武者小路 実篤 |
注記 |
文献:p452〜462 |
内容紹介 |
武者小路文学における構造と同時代の社会・文壇に焦点を当て、精密に分析・調査。新しい武者小路実篤の文学像を得るために、厚みのある論証を重ねる。里見弴・有島武郎・本多秋五についての新視角からの研究も収録。 |
著者紹介 |
二松學舎大学教授(文学部)。専門は日本近代文学、文化研究。 |
目次タイトル |
第Ⅰ部 武者小路実篤文学の構造と同時代の状況 |
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第一編 第一創作集『荒野』にみる<文学>生成の過程 |
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第一章 『荒野』の時点-トルストイ主義と文学- 第二章 「解決の文学」としての『荒野』-若きトルストイアンの本- |
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第二編 『白樺』創刊前後における創作方法の転回 |
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第三章 『荒野』後の状況-散逸小説「楽天家」を中心に- 第四章 「それから」受容と歪んだ三角関係-「生まれ来る子の為に」と「ある家庭」をめぐって- |
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第三編 第二創作集『おめでたき人』発表当時の文壇状況と戦略 |
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第五章 「お目出たき人」論の前提-<主観>の文壇・よそおいのイヒロマン- 第六章 『おめでたき人』という回路-仰視と俯瞰の技法- |
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第四編 初期戯曲作品における<自己主義>再考 |
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第七章 「或る日の一休」論-すでに捨てていて、そして駆ける- 第八章 「その妹」論-戦後受容の問題と障害学の観点から- |
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第五編 長編非戦戯曲「ある青年の夢」の同時代状況と構造 |
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第九章 「ある青年の夢」論の前提-非戦文学の評価と同時代の非戦言説をめぐって- 第一〇章 「ある青年の夢」論-宙吊りの非戦文学- |
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第六編 新しき村在村期に書かれた代表作品再考 |
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第一一章 「友情」の周辺-一九一九(大正八)年の新聞連載小説として- 第一二章 「人間万歳」と人類/動物表象-ポスト・ヒューマニズム/アニマル・スタディーズの観点から- |
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第七編 戦中期における東洋思想への傾斜の問題 |
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第一三章 武者小路実篤と漢学-勘解由小路家・高島平三郎からの影響と『論語私感』- 第一四章 武者小路実篤と仏教-『維摩経』が書かれた「仏教復興期」をめぐって- |
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第Ⅱ部 『白樺』派文学への新視角 |
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第一章 里見弴「かね」論-貨幣蒐集と欲望- 第二章 <資料紹介>『有島武郎全集』未収録・有島武郎の志賀直哉宛書簡-原田喬氏より白樺文学館への寄贈資料- 第三章 本多秋五の<野性>と<後退>-「『白樺』派の文学」への接近- |
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第Ⅲ部 英文論文 |
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Mushakoji Saneatsu's Early Works and the Historical Role of Civilization:Structure of“Pure Inner Space” |