タイトルコード |
1000101242938 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
カントと啓蒙の時代 |
書名ヨミ |
カント ト ケイモウ ノ ジダイ |
叢書名 |
関西学院大学研究叢書
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叢書番号 |
第272編 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
河村 克俊/著
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著者名ヨミ |
カワムラ カツトシ |
出版地 |
西宮 |
出版者 |
関西学院大学出版会
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出版年月 |
2025.3 |
本体価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-86283-395-2 |
ISBN |
4-86283-395-2 |
数量 |
223p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
134.2
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件名 |
ドイツ哲学-歴史
啓蒙主義
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個人件名 |
Kant Immanuel |
注記 |
文献:p214〜220 |
内容紹介 |
18世紀ドイツ哲学史の脈絡のうちにカントを置き、このコンテクストのうちにみられ、この時代を特徴づける幾つかの概念を通じ、カント哲学とその時代の思想的土壌を明らかにする。 |
著者紹介 |
京都市生まれ。関西学院大学大学院文学研究科修士課程修了。同大学院言語コミュニケーション文化研究科および法学部教授。著書に「カントと十八世紀ドイツ講壇哲学の自由概念」など。 |
目次タイトル |
第一章 ツェードラーの『万有事典』ならびにヴァルヒの『哲学辞典』にみる充足根拠律 |
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はじめに 第一節 ツェードラーの『万有事典』 第二節 ヴァルヒの『哲学辞典』にみる「根拠」と「充足根拠」 おわりに |
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第一章への付論 フェーダーの『論理学と形而上学』にみる根拠律 |
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第二章 カントにおける充足根拠律の変容 |
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はじめに 第一節 『就職論文』での世界概念と充足根拠律 第二節 構想力の「図式」という新たな契機 第三節 実体、因果性法則と充足根拠律 第四節 経験の成立条件としての因果性法則 おわりに |
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第三章 カント前批判期の「ボニテート」概念 |
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はじめに 第一章 「善意志」 第二節 道徳のもつ純粋性 第三節 「古代の哲学者」の道徳概念 第四節 純粋な善としての「ボニテート」 第五節 ボニテートと善意志 |
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第四章 意志の自己立法とその二つの位相 |
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はじめに 第一節 格率 第二節 意志の自己立法 第三節 自己立法のもつ二つの位相 おわりに |
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第五章 批判期カントの自由概念 |
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はじめに 第一節 『プロレゴメナ』での自由概念 第二節 『基礎づけ』での自由概念 第三節 『実践理性批判』の課題 第四節 自由と道徳法則 第五節 理論理性と実践理性の分離と結合 第六節 純粋理性が根源的に求めるものとしての「最高善」 おわりに |
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第六章 カントの歴史哲学 |
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はじめに 第一節 『普遍史の理念』にみる自然の意図 第二節 人間本性のもつ錯綜-非社交的社交性 第三節 人類の担う最大の課題 第四節 完全な市民的組織と国家連合 第五節 完全な市民連合という最終課題 |
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第七章 ドイツ啓蒙のプログラム理念 |
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はじめに 第一節 ドイツ啓蒙のプログラム理念-「未成年」から「成年」へ 第二節 理性の私的使用と公的使用 第三節 「自分で考える」ということ 第四節 「完全性」 おわりに |
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付論 ヴォルフの著書にみるドイツ語のターミノロジー |
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第一節 ドイツ啓蒙と哲学のターミノロジー 第二節 認識の成立に関わる諸概念 |