タイトルコード |
1000100050225 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
不法行為責任概念の形成 |
書名ヨミ |
フホウ コウイ セキニン ガイネン ノ ケイセイ |
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法人文主義と法学の近代 |
叢書名 |
愛媛大学法学会叢書
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叢書番号 |
16 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
西村 隆誉志/著
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著者名ヨミ |
ニシムラ タカヨシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
成文堂
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出版年月 |
2013.3 |
本体価格 |
¥5400 |
ISBN |
978-4-7923-0546-8 |
ISBN |
4-7923-0546-8 |
数量 |
11,329p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
322.35
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件名 |
法制史-フランス
不法行為
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内容紹介 |
16世紀フランス人文主義法学から17、18、19世紀へとつながるフランス法学の成果の跡をたどり、不法行為責任概念形成の歴史的過程や、法の整序編成のあり方について論じる。 |
目次タイトル |
序章 不法行為責任 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 古典ローマ法源における概念把握 Ⅲ 16世紀法文資料集の編序のなかで Ⅳ オトマン「法学提要」(1560,2ed.1569年) Ⅴ キュジャス「法学提要註解」「学説彙纂註解」「省察と修正」(1554-1590年) Ⅵ ドノー「市民法論」(1589-1591年) Ⅶ ヴェーゼンベック「学説彙纂註解」(1585年) Ⅷ パキエ「法学提要」(ca.1607年) Ⅸ ドマ「法精選」「市民法論」(1689-94年),「公法論」(1697年) Ⅹ ブタリック「法学提要」(1740年) ⅩⅠ ポティエ「新編学説彙纂」(1748-52年) |
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第1章 日本民法典・商法典の編纂過程における用語の確定 |
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Ⅰ 序-羅葡日対訳辞典天草版(1595年,文禄4年) Ⅱ 富井政章『民法論綱人権之部』(明治23年刊) Ⅲ ボワソナード民法典(旧民法),『再閲修正民法草案註釈』『民法草案修正文』『性法講義』(明治10年)と遡って Ⅳ 明治民法典編纂の新方針 Ⅴ 法典調査会審議過程(明治26年から明治28年第55回〜123回法典調査会 主査委員会,委員総会,整理会の審議 債権) Ⅵ 第9囘帝国議会審議過程(特別委員会,本会議) Ⅶ 結 |
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第1部 16世紀人文主義法学の描いたプログラムとキュジャス |
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第2章 ジャック・キュジャスの研究の生涯と著作活動 |
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Ⅰ はじめに,キュジャスの方法,著作活動と現代 Ⅱ トゥールーズ時代,キュジャスは本当にキュジャスか Ⅲ トゥールーズ大学時代,最初の教育で影響を受けた人物は Ⅳ トゥールーズ時代ふたたび,もっとも孤独で,しかしもっとも充実の4年間 Ⅴ トゥールーズ大学ふたたび,自由講義は教授としておこなったものか Ⅵ カオール時代 Ⅶ 1回目のブゥールジュ時代 Ⅷ 1回目のヴァランス時代 Ⅸ 2回目のブゥールジュ時代 Ⅹ トリノ時代 ⅩⅠ ふたたびヴァランス時代 ⅩⅡ 最後のブゥールジュ時代 ⅩⅢ 歴史的評価と後世への影響 |
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第3章 若きキュジャスと法の歴史的分析方法 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ キュジャスの生い立ち Ⅲ トゥールーズ大学のキュジャス Ⅳ キュジャスの大学時代 Ⅴ キュジャスの研鑽時代 Ⅵ トゥールーズ時代の人的交流 |
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第4章 法源理論に関する一考察 |
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Ⅰ 中世の克服 Ⅱ 法学の世界 Ⅲ ローマ法源の処理・法学説の析出 Ⅳ 中世の書誌学 Ⅴ 16世紀,同時代へのキュジャスの関心 Ⅵ 16世紀後期フランスの慣習法 Ⅶ 王令,判決の状況 Ⅷ ローマ法「ユスティーニアーヌス法学提要」について |
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第5章 <補論>ジャック・キュジャスの封建法研究と16世紀後期フランスの慣習法・王令および判決 |
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<補論1> キュジャスの学問上の外在的発展 <補論2> キュジャスの学問上の内在的発展 <補論3> ポルタリス『民法典序論』とフランス民法典原始規定 |
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第6章 16世紀における法資料集校訂とユスティーニアーヌス『法学提要』 |
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Ⅰ 資料集校訂とその時代傾向 Ⅱ ルゥサール版『ローマ法大全』 Ⅲ ル・カロン版『ローマ法大全』 Ⅳ 現代版『ローマ法大全』との異同 Ⅴ テクスト資料と『法学提要』 Ⅵ 「学説彙纂」「勅法彙纂」「法学提要」の主題表記について Ⅶ おわりに |
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第7章 16世紀法学のユスティーニアーヌス「法学提要」にたいする註釈 |
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Ⅰ 主題についてのキュジャスの理解 |
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第2部 16世紀から19世紀にいたるフランス法学 |
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第8章 パキエ,オトマン,ボードゥアン,ヴェーゼンベックらの法整序 |
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Ⅰ ユスティーニアーヌス「法学提要」 Ⅱ ユスティーニアーヌス「法学提要」 Ⅲ ボードゥアン Ⅳ オトマン Ⅴ ペトルス・デ・ベラペルティカ Ⅵ ヴェーゼンベック |
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第9章 17世紀法学における「フランス人の法」の構築 |
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Ⅰ はじめに Ⅱ ドマにおける主題の整序 Ⅲ ブタリックの換骨奪胎 |
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第10章 ポティエ「新編学説彙纂」の編成論理とキュジャス |
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Ⅰ はじめに Ⅱ 16世紀資料集における主題整理 Ⅲ ポティエの新機軸 Ⅳ ポティエと民法典=ポティエ「債権債務論」への架橋 |
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第11章 不法行為責任概念形成とその変遷 |
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Ⅰ 問題の所在 Ⅱ 古典ローマ法源における概念把握 Ⅲ キュジャス(クヤキウス)の「法学提要註解」と「省察と修正」 Ⅳ ドノー(ドネルス)「市民法論」 Ⅴ パキエの「法学提要」研究 Ⅵ ドマ「法精選」から「市民法論」および「公法論」へ Ⅶ ブタリックの「法学提要」からの法形成 Ⅷ ポティエ「新編学説彙纂」の編成論理 |
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終章 歴史的分析の対象としての法 |