タイトルコード |
1000100219633 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
実験パブリックアーケオロジー |
書名ヨミ |
ジッケン パブリック アーケオロジー |
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遺跡発掘と地域社会 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
松田 陽/著
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著者名ヨミ |
マツダ アキラ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
同成社
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出版年月 |
2014.10 |
本体価格 |
¥8000 |
ISBN |
978-4-88621-675-5 |
ISBN |
4-88621-675-5 |
数量 |
6,314p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
202.5
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件名 |
考古学
社会教育
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注記 |
文献:p293〜308 |
内容紹介 |
イタリアのローマ時代遺跡、アウグストゥスの別荘遺跡の発掘調査を事例に、発掘調査と地域社会、遺跡と地元住民との関係について、パブリックアーケオロジーの方法論と理論を構築し、考古学と現代社会との関係性を考察する。 |
著者紹介 |
1975年兵庫県生まれ。英国ロンドン大学UCL考古学研究所博士(パブリックアーケオロジー)。英国イーストアングリア大学世界美術・博物館学科准教授。世界考古学会議(WAC)事務局長。 |
目次タイトル |
第1章 パブリックアーケオロジーの現状 |
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第2章 事例研究で考察する理論的問題点 |
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第1節 人々は考古学にどのように主体的に関わるのか 第2節 考古学は人々の地元意識にどう影響を与えるのか |
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第3章 アウグストゥスの別荘遺跡の発掘調査 |
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第1節 ソンマ・ヴェスヴィアーナの町 第2節 アウグストゥスの別荘遺跡 第3節 発掘調査の概要 |
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第4章 事例研究の方法論 |
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第1節 全体方針 第2節 街頭での質問票調査 第3節 面接調査 第4節 遺跡訪問者に関する調査 第5節 文章分析 第6節 エスノグラフィー |
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第5章 遺跡について知ることと訪問すること |
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第1節 アウグストゥスの別荘遺跡について知るようになるまで 第2節 遺跡を訪れる人々とその動機 |
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第6章 遺跡の感覚的経験から文脈化まで |
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第1節 訪問者の遺跡認識 第2節 訪問者の質問傾向 |
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第7章 遺跡および発掘調査の多様な解釈 |
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第1節 遺跡および発掘調査についての利害関係者の見解 第2節 ジョヴァンナ女王のトンネル伝説と結びついた遺跡の理解 |
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第8章 遺跡とソンマの場所の感覚 |
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第1節 地元住民が抱くソンマの場所の感覚 第2節 ソンマの場所の感覚に含まれる歴史的・考古学的要素 第3節 2002年以前のソンマにおける歴史的な・古い場所の感覚 第4節 2002年以降のソンマにおける歴史的な・古い場所の感覚 |
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第9章 地元に位置づけられる遺跡 |
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第1節 遺跡が表象する「地元の歴史」 第2節 地元概念の形成と再形成 第3節 地元に位置づけられる日本人考古学者 |
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第10章 考古学の社会的意義を高めるために |
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第1節 多義的アプローチを再考する 第2節 人々の地元意識と考古学 |