タイトルコード |
1000101142308 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ジンメルにおける社会生成の理論 |
書名ヨミ |
ジンメル ニ オケル シャカイ セイセイ ノ リロン |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
杉本 学/著
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著者名ヨミ |
スギモト マナブ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
学文社
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出版年月 |
2024.2 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-7620-3314-8 |
ISBN |
4-7620-3314-8 |
数量 |
7,249p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
361.234
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個人件名 |
Simmel Georg |
注記 |
文献:p237〜246 |
内容紹介 |
19世紀後半から20世紀初期のドイツにあって、哲学および社会学上のさまざまな業績を残したゲオルク・ジンメル。彼の形式社会学について独自の検討をおこない、その社会理論としての再評価をめぐる議論の進展に寄与する。 |
目次タイトル |
序章 本書の趣旨 |
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1 ジンメル社会学に対する捉え方 2 本書の主題 3 本書の概要 |
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第Ⅰ部 ジンメルと社会学 |
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第1章 ジンメルの生涯と業績 |
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1 ジンメルの生涯 2 ジンメルの時代 3 ジンメルの学問 小括 |
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第2章 ジンメル研究の動向 |
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1 初期の研究 2 ジンメル・ルネサンス 3 日本での受容 小括 |
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第3章 ジンメル社会学の基本的視角 |
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1 相互作用と生成 2 抽象とアナロジー 3 対立物の融合 小括 |
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第Ⅱ部 二元論と両義性 |
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第4章 「女性」と二元論の統一 |
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1 ジンメルの男女論 2 ジェンダー論としての限界 3 ジンメル男女論の読み換え 小括 |
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第5章 「よそ者」と第三者の視座 |
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1 社会のアプリオリとよそ者 2 「排除された者」としてのよそ者・貧者 3 内部と外部の二重性 小括 |
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第6章 支配と多数決における個人と社会 |
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1 「一人支配」からの出発 2 多数決の社会学的意義 3 支配における個人と社会 小括 |
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第Ⅲ部 相互作用から<個人と社会>へ |
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第7章 相互作用と「個人/社会」二元論 |
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1 探究の方向-「抽象次元の相違」から「発生論的考察」へ- 2 「超個人的な統一体」の発生 3 「相互作用」から「個人/社会」へ 小括 |
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第8章 ジンメル社会学の「根本問題」と「超個人的な統一体」 |
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1 個人と社会の葛藤 2 生の超越と超個人的な統一体 3 生の自己疎外と社会 小括 |
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終章 本書の成果とその展望-「物象化論」としてのジンメル社会学- |
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1 本書の成果 2 ジンメルの「物象化論」 3 「物象化」と「疎外」 4 「個人と社会」の現在 |
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付論1 三者関係論から差別の社会学へ |
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1 「三者関係としての差別」論 2 集団における被差別者の位置づけ 3 マジョリティの普遍化 小括 |
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付論2 近接性と距離-バウマン道徳論におけるジンメルの援用をめぐって- |
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1 バウマンの道徳論 2 ジンメルの諸論点 3 バウマンにおけるジンメルの影 4 考察 |