タイトルコード |
1000101194938 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
エビス神信仰の研究 |
書名ヨミ |
エビスカミ シンコウ ノ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
田中 宣一/著
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著者名ヨミ |
タナカ センイチ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩田書院
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出版年月 |
2024.10 |
本体価格 |
¥9400 |
ISBN |
978-4-86602-175-1 |
ISBN |
4-86602-175-1 |
数量 |
409,13p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
387
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件名 |
福の神
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内容紹介 |
わが国民間信仰の有力な神・エビス神の信仰について、民俗学の立場から考察。エビス神の成りたち、信仰の伝播者、信仰の特色等について考えるとともに、エビス神がどのような神としてわが国に根づいているのかを明らかにする。 |
目次タイトル |
序章 エビス神信仰の多様さ |
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一 エビス神信仰の多様さ、とらえにくさ 二 エビス神の固有性 三 エビス神信仰の分布 四 これまでの主たる研究 |
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第一部 |
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第一章 エビス神信仰の展開 |
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一 エビス神の登場 二 エビス神と西宮神社 三 エビス神と三郎殿・百太夫 四 エビス神と水蛭子・蛭児 五 エビス神と事代主神 六 広田神社以外のエビス神 |
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第二章 七福神としてのエビスと大黒 |
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一 七福神の成立と信仰の展開 二 エビスと大黒 三 エビス神・大黒天の像容 |
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第三章 エビス神信仰の伝播者 |
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一 エビス神の伝播 二 産所住民による発信 三 西宮社願人によるエビス神像札頒布 四 西宮神社以外の像札頒布者 |
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第四章 西宮神社のエビス神像札頒布権の獲得 |
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一 江戸時代の西宮神社 二 エビス神像札頒布権の獲得 三 「正徳の争論」について |
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第五章 「公儀御造営之御社」を錦の御旗として |
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一 周辺諸国の願人改め 二 東国の願人改め 三 江戸支配所の設置 四 願人から社人へ |
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第六章 海の神・漁の神としてのエビス神 |
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一 登場初期のエビス神と海の神 二 安曇磯良とエビス神 三 近世期沿海域のエビス神信仰 四 近代の列島海域のエビス神信仰 |
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第七章 商業神としてのエビス神信仰 |
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一 商業神エビスの登場 二 京・大坂の商業神エビス 三 江戸の商業神エビス 四 諸地域の商業神エビス |
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第八章 農業神としてのエビス神信仰 |
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一 近世期までの状況 二 近代農村部のエビス神信仰の特徴 |
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第九章 農業神の特徴とエビス神 |
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一 稲の祭り 二 祀る時と場所 三 農業神の特徴 四 アジア稲作地域の農業神 五 エビス神と農業神 |
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第二部 |
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第一章 エビス信仰の伝播と神去来伝承の複雑化 |
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一 去来する神 二 農村部へのエビス信仰の伝播 三 農村部のエビス信仰の内容 |
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第二章 エビス神の一側面 |
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一 足と目が不自由な神 二 耳が不自由な神 三 欲深かな神 四 エビス神の祀り方 |
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第三章 橋板製のエビス・大黒像 |
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一 『日本永代蔵』『百姓伝記』の大黒 二 松本市の橋板三枚目エビス・大黒像 三 穂高神社の場合 四 橋板使用の理由 |
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第四章 エビス太夫と地域のエビス信仰 |
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一 農神の春秋去来の伝承 二 エビス太夫関連の文書と江戸時代の実情 三 近代のエビス太夫の活動 |
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第五章 信州大町市周辺のエビス信仰 |
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一 エビス神の勧請と西宮神社創建 二 西宮神社の行事 三 神札の頒布とエビス講 四 地域のエビス信仰 |
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第六章 松本平のエビス信仰(上) |
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一 西宮恵比寿神社の創建と神札頒布 二 村落内の神札頒布とエビス信仰-東筑摩郡本城村を例として- |
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第七章 松本平のエビス信仰(下) |
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一 深志神社のエビス 二 本町一丁目のエビス 三 四柱神社境内のエビス |
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第八章 漁民のエビス信仰 |
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一 漁民の信じる神 二 エビスの信仰 三 「海村調査」「離島調査」との比較 |
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第九章 真鍋島(岡山県笠岡市)のエビス信仰 |
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一 瀬戸内のエビス信仰の概略 二 真鍋島の概観 三 真鍋島のエビス信仰 |
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第十章 屋久島のエビス信仰 |
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一 屋久島の概観 二 屋久島の漁業習俗の概略 三 エビス信仰の実態 四 エビス信仰の特徴 |
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終章 |