タイトルコード |
1000101200536 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
アウシュヴィッツ以後、正義とは誤謬である |
書名ヨミ |
アウシュヴィッツ イゴ セイギ トワ ゴビュウ デ アル |
|
アーレント判断論の社会学的省察 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
橋本 摂子/著
|
著者名ヨミ |
ハシモト セツコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
|
出版年月 |
2024.11 |
本体価格 |
¥4800 |
ISBN |
978-4-13-050211-5 |
ISBN |
4-13-050211-5 |
数量 |
4,274p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
311.234
|
個人件名 |
Arendt Hannah |
注記 |
文献:p257〜268 |
内容紹介 |
私たちは何に依って善と悪を判断することができるのか。世界のリアリティと人間の複数性をめぐるアーレント思想の軌跡をたどり、その強靱な思考の核心をつかみだす。 |
著者紹介 |
東京工業大学大学院社会理工学研究科博士後期課程退学。東京大学大学院総合文化研究科准教授。 |
目次タイトル |
序章 アーレント「純粋政治批判」を解読する |
|
1章 アーレント判断論をめぐって |
|
1 アーレント思想の受容と背景 2 判断論の成立と展開 3 「政治理論」への還元 |
|
2章 ホロコーストと社会学的想像力 |
|
1 ファシズム、大衆、社会学 2 核心としての「絶滅収容所」 3 大衆社会論からの離脱 4 社会科学と「悪の凡庸さ」 5 全体主義と「事実」の位相 |
|
3章 全体主義と道徳哲学 |
|
1 始まりの場所 2 アイヒマンの弁明 3 実践知と実践理性 4 第三帝国の定言命法 5 「行為」の公共性 6 思考放棄の先へ |
|
4章 廃墟からの公共性 |
|
1 カント『判断力批判』の発見 2 共通感覚と伝達可能性 3 趣味判断から政治的判断へ 4 共通感覚の系譜 5 リアリティとしての共通感覚 6 純化の思考 |
|
5章 排除の政治とその始源のアポリア |
|
1 道徳哲学の誤謬 2 真理と生命の棄却 3 創設=基礎づけの革命論 4 オートポイエティック・システムとしての政治/言論 5 複数性再考 |
|
補論 真理をめぐるコミュニケーション |
|
1 正解のない判断論 2 美学化への抵抗 3 手すりなき思考から共同討議へ 4 「討議倫理」の迷走 5 純粋政治とは何か |
|
終章 不正を理解すること |