タイトルコード |
1000100143586 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ジャパニーズ・アメリカ |
書名ヨミ |
ジャパニーズ アメリカ |
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移民文学・出版文化・収容所 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
日比 嘉高/著
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著者名ヨミ |
ヒビ ヨシタカ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
新曜社
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出版年月 |
2014.2 |
本体価格 |
¥4200 |
ISBN |
978-4-7885-1369-3 |
ISBN |
4-7885-1369-3 |
数量 |
388p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
910.26
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件名 |
日本文学-歴史-近代
日本人(アメリカ合衆国在留)-歴史
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注記 |
文献:p344〜363 北米日系移民文学・文化史関連年表:p369〜378 |
内容紹介 |
日本で生まれたり日本で教育を受けたりした人々が、米国において日本語で書いた文学作品とはどのようなものなのか。日本書店、写真花嫁、収容所図書館の話題なども織り交ぜながら、移民と文学の歴史を掘り起こす。 |
著者紹介 |
1972年愛知県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科准教授。専攻は日本近現代文学、日系移民文学、出版文化論など。著書に「<自己表象>の文学史」などがある。 |
目次タイトル |
序章 海を越える文学 |
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1 旅をする本と出会う 2 研究のねらい 3 日系アメリカ移民略史 4 日系アメリカ移民文学とその研究史 5 本書の概要 |
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Ⅰ アメリカに渡る法 |
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第1章 移民の想像力 |
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1 アメリカへ- 2 誘う言葉たち 3 渡米物語の想像力 4 裏面の物語 |
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第2章 船の文学 |
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1 船から読む 2 成功ブームと渡米の夢 3 永井荷風「船室夜話」を読む |
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Ⅱ サンフランシスコ、日本語空間の誕生 |
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第3章 日本語新聞と文学 |
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1 「文学」に必要な環境 2 日系アメリカ移民と日本語新聞 3 移民地の「国内刊行物」 4 移民新聞と日本語文学 5 まとめ |
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第4章 移民と日本書店 |
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1 移民地と日本語空間 2 日本書店小史 3 取次 4 販売 5 書店を経ない流通 6 文化の循環・創出の結節点としての日本書店 |
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第5章 ある日本書店のミクロストリア |
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1 五車堂の歴史 2 五車堂の商売 3 もう一つの五車堂の歴史 4 駿河台下の五車堂をめぐる挿話 5 書物のネットワークのなかで |
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Ⅲ 異土の文学 |
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第6章 一世、その初期文学の世界 |
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1 移民文学史の空白 2 初期文学の配置図 3 初期日系移民文学の特質 4 個別の作品から見えるもの 5 まとめ |
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第7章 漱石の「猫」の見たアメリカ |
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1 吾輩は移民する 2 「吾輩の見たる亜米利加」 3 移民の文学リテラシーと情報の流通網 4 移民たちの姿 5 殖民論と「郷土小説」と 6 <外>の眼と環太平洋のネットワーク |
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第8章 永井荷風『あめりか物語』は「日本文学」か? |
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1 移動のもたらす混乱 2 在米日本人としての永井壮吉 3 荷風、在米時代の文学活動 4 『あめりか物語』の描いたもの/描かなかったもの 5 まとめ |
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第9章 転落の恐怖と慰安 |
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1 滞米時代の荷風、再考 2 「暁」を読む 3 コニー・アイランド 4 魔窟の一夜は明けたか |
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第10章 絡みあう「並木」 |
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1 オリジナル?コピー? 2 自然主義、海を渡る 3 ロサンゼルスの自然主義者 4 「並木」の変貌 |
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Ⅳ 移動の時代に |
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第11章 洋上の渡米花嫁 |
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1 <男の移民史>のオルタナティヴ 2 渡米花嫁の移民史 3 海を渡る女への想像力 4 表象とボーダー・コントロール 5 田鶴子、再考 6 「或る女のグリンプス」は何を描いたか? |
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第12章 移植樹のダンス |
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1 翁久允の文学活動 2 「移民地文芸」論の展開 3 出稼ぎから定住へ 4 自立と混成と 5 二重性を生きる 6 移植樹のダンス |
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第13章 望郷のハワイ |
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1 中島直人の面白さ 2 <昭和文壇側面史>ではなく 3 ハワイと日本のはざまに 4 「赤瓦」の人種 5 「ワイアワ駅」を読む 6 中島直人の文学から見えるもの |
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第14章 <文>をたよりに |
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1 収容所の文学 2 第二次大戦下の日系人強制収容 3 分断と越境 4 収容所の文学を読む(1) 5 収容所の文学を読む(2) 6 <文>をたずさえて |