タイトルコード |
1000100783152 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
出会いと雰囲気の解釈学 |
書名ヨミ |
デアイ ト フンイキ ノ カイシャクガク |
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小学校のフィールドから |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
木下 寛子/著
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著者名ヨミ |
キノシタ ヒロコ |
出版地 |
福岡 |
出版者 |
九州大学出版会
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出版年月 |
2020.2 |
本体価格 |
¥4800 |
ISBN |
978-4-7985-0277-9 |
ISBN |
4-7985-0277-9 |
数量 |
7,212p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
371.45
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件名 |
児童心理学
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注記 |
文献:p181〜191 |
内容紹介 |
誰もが日常的に言及しうる雰囲気とは。著者が小学校に参与する中で見出した問いを通じて、学問の制約を超え、雰囲気とは何か、どんな意味や価値を持つのか、大事な経験を変質させることなく語る道筋はあるのかを明らかにする。 |
著者紹介 |
九州大学大学院人間環境学府都市共生デザイン専攻博士課程単位修得退学。博士(人間環境学)。近畿大学九州短期大学准教授、九州大学大学院人間環境学研究院学術共同研究員。専攻は環境心理学。 |
目次タイトル |
第1章 問う行為を学びなおすことに向けて:小学校のフィールドから |
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1.1 本書のめざすところ 1.2 本書の構成 1.3 小学校の日々へ:最初期の参入の過程から |
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第Ⅰ部 雰囲気の問いをめぐる状況 |
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第2章 学級の雰囲気に関する心理学的研究の概観:測定から解釈へ |
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2.1 雰囲気研究概観のめざすところ 2.2 諸研究概観 2.3 対象の把捉から場の解釈へ |
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第3章 雰囲気を問う道筋を求める意味 |
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3.1 雰囲気の意味解釈とは 3.2 質的研究における雰囲気の意義とその記述:おのずと辿る対象化の道 3.3 雰囲気をめぐる先生達の言動 3.4 雰囲気を問う道筋を求める意味 3.5 雰囲気の対象化と共に生じる三つの問題 |
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第4章 雰囲気そのものを問う道筋の模索:現象学の二つの試みを通じて |
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4.1 問う行為と現象学 4.2 発達-現象学的アプローチ(間主観的アプローチによる関係発達論) 4.3 リュムケの「出会いの現象学」 4.4 二つの試みが示す可能性 |
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第Ⅱ部 雰囲気を問う道筋 |
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第5章 雰囲気が言葉になるとき:小学校の日々から始まる雰囲気の解釈学的現象学 |
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5.1 雰囲気を対象化せず問う道筋 5.2 雰囲気を問う道筋の予備的理解 5.3 雰囲気が言葉になる出来事から始まる道筋 5.4 雰囲気を問う道筋を求める試みの到達点 |
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第6章 出会いと雰囲気の解釈学:「出会いの解釈学」が照らし出すもの |
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6.1 問う行為の可能性を受け取りなおすことに向けて 6.2 雰囲気を問う試みの総括 6.3 「ある場所に居る」ことの基本性格としての「出会いの解釈学」 6.4 「出会いの解釈学」が照らす問う行為の可能性と参与の意味 6.5 おわりに:途上としての本書の道筋 |