タイトルコード |
1000101051845 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
伝承と現代 |
書名ヨミ |
デンショウ ト ゲンダイ |
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民俗学の視点と可能性 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
加藤 秀雄/著
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著者名ヨミ |
カトウ ヒデオ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勉誠出版(発売)
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出版年月 |
2023.2 |
本体価格 |
¥8000 |
ISBN |
978-4-585-33004-2 |
ISBN |
4-585-33004-2 |
数量 |
13,342,10p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
380.1
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件名 |
民間伝承
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注記 |
文献:p314〜335 |
内容紹介 |
伝承は、如何にして、いま・ここに存在するのか。伝えていく行為とその主体への視点から、伝承を変わりゆく動態的なものと捉え返し、人びとの生活世界における伝承の実態を分析。伝承概念の問題点と可能性を明らかにする。 |
著者紹介 |
大分県別府市生まれ。滋賀県立琵琶湖博物館研究部学芸員。 |
目次タイトル |
序章 本書の問題意識と課題 |
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はじめに 第一節 本書の問題意識 第二節 伝承研究の課題 第三節 アプローチの方法と本書の構成 |
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<第一部 伝承概念再考> |
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第一章 伝承の研究史 |
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はじめに 第一節 『民間伝承論』以前 第二節 柳田国男の伝承観と伝承母体論 第三節 現代民俗学と伝承 小括 |
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第二章 伝承概念の脱/再構築のために |
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はじめに 第一節 伝承をめぐる二つの立場 第二節 「凍結」される伝承と行為論的伝承論 第三節 伝承概念の可能性 小括 |
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第三章 伝承研究の現代的課題 |
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はじめに 第一節 現代社会のシステムと伝承 第二節 柳田国男の自由主義批判 第三節 眼前の事実としての自治 小括 |
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<第二部 伝承の仕組みと動態> |
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第四章 役割交替と伝承の相関性 |
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はじめに 第一節 役割交替について 第二節 ワタシの儀礼 第三節 伝承母体と伝承の変化 小括 |
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第五章 伝承意識と伝承の変化 |
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はじめに 第一節 芸予諸島・鵜島の概要 第二節 鵜島・宇佐八幡社の神祭 第三節 氏神祭祀と伝承意識 小括 |
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第六章 伝承の仕組みと動態をめぐる考察 |
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はじめに 第一節 伝承の仕組みと動態をめぐる先行研究 第二節 鵜島の“歴史” 第三節 鵜島の“歴史”にみる伝承の実態 第四節 伝承の仕組みと動態をめぐる考察 小括 |
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<第三部 現代社会と伝承> |
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第七章 伝承の変化に見る高度経済成長期 |
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はじめに 第一節 本章のフィールド 第二節 浦安の伝承 第三節 伝承の変化に見る浦安の高度経済成長期 小括 |
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第八章 システムと伝承 |
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はじめに 第一節 平成の市町村合併と新自由主義 第二節 民俗学の立場から 第三節 システムと伝承の関係性 小括 |
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第九章 伝承と自治の再生に向けて |
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はじめに 第一節 創造的復興と被災地の現状 第二節 地域社会の自律性 第三節 伝承と自治の再生の萌芽 小括 |
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終章 本書のまとめと今後の課題 |
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はじめに 第一節 伝承概念の問題点と可能性 第二節 伝承の仕組みと動態性 第三節 現代社会の中の伝承 第四節 本書の結論 第五節 伝承研究の今後の課題 |