タイトルコード |
1000100244589 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
テクストとしての柳田国男 |
書名ヨミ |
テクスト ト シテ ノ ヤナギタ クニオ |
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知の巨人の誕生 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
石井 正己/著
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著者名ヨミ |
イシイ マサミ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
三弥井書店
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出版年月 |
2015.1 |
本体価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-8382-3275-8 |
ISBN |
4-8382-3275-8 |
数量 |
369p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
380.1
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個人件名 |
柳田 国男 |
内容紹介 |
知の巨人・柳田国男とは何か-。本文、箱・カバー・表紙、口絵・挿絵・写真・地図、柱の文字、索引など、ありとあらゆるものを含む総体の細部から、柳田国男の思想の動きを浮き彫りにする。 |
著者紹介 |
1958年東京生まれ。東京学芸大学教授、柳田國男・松岡家記念館顧問。国文学・民俗学専攻。著書に「いま、柳田国男を読む」「文豪たちの関東大震災体験記」「柳田国男『遠野物語』」など。 |
目次タイトル |
序にかえて |
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一 『遠野物語』研究の現在 二 原文改変によって生じる問題 三 原文の表現を読む 四 序文の持つ強制力 五 初版から増補版へ |
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『定本柳田国男集』の功罪 |
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一 「功罪」という視点で考える必要性 二 高藤武馬の「訪問記」 三 『定本柳田国男集内容見本』 四 『定本柳田国男集月報』の「編集後記」 五 大藤時彦と「定本柳田国男集」と座談会 六 「柳田国男神話」を超えてゆくために |
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『遠野物語』の文献学的研究 |
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一 文献学的研究の重要性 二 『遠野物語』諸本の系列化 三 初版系諸本の構成 四 増補版系諸本の構成 五 本文の書き換え-物語五五の場合- 六 初版の序文/増補版の「再版覚書」と「後記」 |
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柳田国男の「豆手帖から」の旅の検証 |
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一 はじめに 二 旅による学問の確立 三 この旅をした人とその文章 四 三陸海岸調査の成果 五 おわりに |
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柳田国男の昔話テクスト |
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一 柳田国男と二一世紀の昔話研究 二 『日本の昔話』の諸本(1) 三 『日本の昔話』の諸本(2) 四 柳田国男の行った原資料からのリライト 五 柳田国男における三分類と二分類の並行関係 |
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『昔話採集手帖』の方法 |
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一 「昔話採集」という用語 二 「昔話採集標目」の提示 三 『昔話採集手帖』の発刊 四 『民間伝承』における位置 |
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柳田国男「八戸地方の昔話」 |
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一 「八戸地方の昔話」の連載と記載の誤り 二 『昔話採集手帖』との関係 三 『日本昔話名彙』への収録 |
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メディアとしての雑誌 |
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一 一九七〇年代からの柳田国男研究 二 『柳田国男全集』と残された課題 三 雑誌というテクストの場所 四 不和をはらんだ『民族』と柳田国男 五 特輯を組んだ『旅と伝説』と柳田国男 六 組織を重んじた『民間伝承』と柳田国男 七 雑誌というメディアのもつ機能 |
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雑誌『民間伝承』の国際性 |
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一 雑誌『民間伝承』の意義と性格 二 柳田国男の「セビオの方法」が生まれた背景 三 大藤時彦と関敬吾の海外文献の紹介 四 「海外よりの質問」から始まった遊戯研究 五 植民地・占領地に渡った会員からの通信 |
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柳田国男の創元選書 |
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一 創元選書と柳田国男の関係 二 喜多義次の資料 三 柳田国男方言文庫の資料 |
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柳田国男『村のすがた』に見る挿画の風景 |
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一 「著者の言葉」に見る戦中と戦後 二 『村のすがた』の挿画 三 『炭焼日記』と「村のすがた」「続村のすがた」 四 「村のすがた」と「続村のすがた」の挿画 五 「村のすがた」「続村のすがた」から『村のすがた』へ |
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柳田国男の放送 |
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一 問題の発端 二 大正から昭和初年代の放送と文章 三 昭和一〇年代の放送と文章 四 昭和二〇、三〇年代の放送と文章 五 ひとまずおわりに |
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柳田国男の書簡研究 |
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一 柳田国男のテクスト学へ 二 柳田国男の書簡研究についての方法 |