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人文科学に関するレファレンス

質問ハス(蓮)と仏教のつながりと浄土に咲くハス(蓮)の色について調べたい。
回答『日本大百科全書』と『世界大百科事典』で「ハス」の項目を見ると、ハスと仏教の関係について簡単な説明がありました。また、植物としての「ハス」の資料と仏教関係の資料を確認したところ、『蓮 ものと人間の文化史21』、『仏教植物散策』、『仏教装飾持物大事典』に仏教とハスの関係とともに浄土に咲く四色のハスについて詳しい説明がありました。
【参考資料】
『日本大百科全書 18』小学館 1987 p720-721(中央所蔵 2版:西部・東部所蔵)
『世界大百科事典 22』平凡社 2005 p253-254(中央所蔵 94年版:西部 CD-ROM版:東部所蔵)
『蓮 ものと人間の文化史21』法政大学出版局 1977 p96-97(西部・東部所蔵)
『仏教植物散策』東京書籍 1986 p19-40(中央・東部所蔵)
『仏像装飾持物大事典』国書刊行会 1985 p34-35、45-46(中央・西部所蔵)
回答館:中央
質問「稽古慕道」の意味と出典が知りたい。
回答「けいこぼどう」と読みます。道元の「日本国越前永平寺知事清規」の中の監院には「...私曲なしとは、稽古慕道なり。慕道して以(もっ)て道に順うなり。...」とあります。『永平大清規 道元の修道規範』には、<稽古慕道>:古昔の仏祖の修行のあとを稽(かんが)え、その道風を慕うこと。只今の自分の修行を、古人の修行のあと、という明鏡に照らして反省することとあります。
【参考資料】
『道元禅師全集 6』春秋社1989 「日本国越前永平寺知事清規」p96-167の中の監院p132-133(3館所蔵)
『永平大清規 道元の修道規範』大東出版社 1980 「日本国越前永平寺知事清規」の監院p208-209(中央・西部所蔵)
回答館:中央
質問奈良の茶菓子屋さんの包装紙に書かれていた「相送當門有脩竹 為君葉葉起清風」の出典と全文について知りたい。
回答利用者によれば、このお店では茶道のお菓子を扱っていたとのことなので、茶席に関わる漢詩ということで調査を開始しました。『茶席の禅語大辞典』の読み下し索引により、文言「為君葉葉起清風」を調査したところ、出典は「虚堂録」で、『講座禅 6』に全文の記述があることがわかりました。
【参考資料】
『講座禅 6』筑摩書房 1974 p275 (中央・東部所蔵)
『茶席の禅語大辞典』淡交社 2002 (西部・東部所蔵)
回答館:東部
質問「怡顔齋」というのは誰の雅号か。
回答ゆにかねっと(国立国会図書館総合目録ネットワーク)で「怡顔斎」を検索すると、次の本が見つかりました。
 『怡顔斎桜品』 松岡玄達/著 安藤八佐衛門 宝暦8(1758)
 『怡顔斎苔品 1』 松岡成章/著 〔書写年不明〕 書写者不明 
 『怡顔斎蘭品 2』 松岡玄達/著 佐々木総四郎 明和9(1772) 
 『人物レファレンス事典 古代・中世・近世編』で「松岡玄達」を検索すると、「松岡恕庵」を見よとあります。「松岡恕庵」(まつおかじょあん)に挙げられている資料のうち『国史大辞典 13』の「松岡恕庵」を見ると、「怡顔齋」(いがんさい)は、松岡恕庵(玄達)の号の一つとわかりました。
【参考資料】
『人物レファレンス事典 古代・中世・近世編』日外アソシエーツ 1996(3館所蔵)
『国史大辞典 13』吉川弘文館 1992 p98(3館所蔵)
回答館:西部
質問「うに」のフランス語のOursinとドイツ語のSeeigelの発音のカタカナ表記を知りたい。
回答『調理用語辞典』によると、フランス語のOursinはウールサンとあります。また、『絵でみる暮らしのフランス語』によると、〔ウるサン〕とあります。ドイツ語のSeeigelは、『新アルファ独和辞典』によれば、〔ゼー・イーゲル〕とあります。
【参考資料】
『調理用語辞典』全国調理師養成施設協会 1998 p120-121(中央所蔵)
『絵でみる暮らしのフランス語』大修館書店 1998 p43(中央・東部所蔵)
『新アルファ独和辞典』三修社 1993 p906(中央・西部所蔵)
回答館:中央
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