タイトルコード |
1000100021063 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
関東大震災と「復興小学校」 |
書名ヨミ |
カントウ ダイシンサイ ト フッコウ ショウガッコウ |
|
学校建築にみる新教育思想 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
小林 正泰/著
|
著者名ヨミ |
コバヤシ マサヒロ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勁草書房
|
出版年月 |
2012.12 |
本体価格 |
¥4400 |
ISBN |
978-4-326-25081-3 |
ISBN |
4-326-25081-3 |
数量 |
8,356p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
374.7
|
件名 |
学校建築-歴史
小学校-歴史
関東大震災(1923)
東京都-教育
|
注記 |
文献:p321〜340 |
内容紹介 |
関東大震災後、東京に建設された「復興小学校」には、どのような教育思想が反映されたのか。発掘された学校所蔵史料を読み解き、当時の学校建築と教育実践、地域社会の関係性を明らかにする。 |
著者紹介 |
1974年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。同大学大学院教育学研究科教育学研究員。法政大学、東海大学ほか非常勤講師。 |
目次タイトル |
序章 本書の課題と先行研究 |
|
第1節 研究課題の設定 第2節 先行研究の批判的検討 第3節 本書の構成 |
|
第1章 震災前における東京の小学校 |
|
第1節 都市教育の諸問題 第2節 東京市の小学校建築 |
|
第2章 震災による被害と学校の復興 |
|
第1節 関東大震災による被害 第2節 復興事業の概要 |
|
第3章 復興小学校のプランとその実際 |
|
第1節 復興小学校の建築プランと行政的基盤 第2節 統一設計による学校の規格化 第3節 データにみる復興小学校 まとめ |
|
第4章 錦華小学校の事例 |
|
はじめに 第1節 学校沿革と復興の過程 第2節 校舎・設備の教育的機能 第3節 地域社会による復興後援会の活動 まとめ |
|
第5章 練屛小学校の事例 その1-地域社会との関係を中心に |
|
はじめに 第1節 地域社会と学校の震災復興 第2節 区画整理と校地拡張 第3節 地域による校地拡張運動と記念事業後援会 第4節 地域社会の学校利用 まとめ |
|
第6章 練屛小学校の事例 その2-教育実践との関係を中心に |
|
はじめに 第1節 復興校舎の概要 第2節 学校側の校舎設計および設備への要求 第3節 学校建築への教員の関与と研究体制 第4節 教育実践の組織化と学校環境の構成 まとめ |
|
第7章 大正・昭和初期における学校建築をめぐる諸思想 |
|
はじめに 第1節 古茂田甲午郎の学校建築観とその思想的背景 第2節 私立新学校の学校建築像とRC校舎への批判 第3節 木下竹次のオープンスクール論 まとめ |
|
終章 「復興小学校」研究の意義と今後の課題 |
|
第1節 本書から得られた知見 第2節 復興小学校の教育学的評価-オープンスクール論との対比をもとに 第3節 今後の研究課題と学校建築研究の意義 |
|
補論 これからの学校建築を考える |