タイトルコード |
1000100022598 |
書誌種別 |
図書(児童) |
書名 |
ことばの発達の謎を解く |
書名ヨミ |
コトバ ノ ハッタツ ノ ナゾ オ トク |
叢書名 |
ちくまプリマー新書
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叢書番号 |
191 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
今井 むつみ/著
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著者名ヨミ |
イマイ ムツミ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
筑摩書房
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出版年月 |
2013.1 |
本体価格 |
¥860 |
ISBN |
978-4-480-68893-4 |
ISBN |
4-480-68893-4 |
数量 |
239p |
大きさ |
18cm |
分類記号 |
807
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件名 |
言語発達
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学習件名 |
心理学 言葉 |
注記 |
参考にした本、読者におすすめしたい本、論文など:p234〜239 |
内容紹介 |
単語も文法も知らない赤ちゃんが、なぜ母語を使いこなせるようになるのか。ことばの意味とは何か、思考の道具としてどのように身につけていくのか。ことばを獲得するプロセスを、発達心理学・認知科学の視点から紐解く。 |
著者紹介 |
ノースウエスタン大学心理学博士。慶應義塾大学環境情報学部教授。専門は認知科学、言語心理学、発達心理学。玉川大学赤ちゃんラボと共同研究を進めている。著書に「ことばと思考」など。 |
目次タイトル |
はじめに |
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第1章 アラミルクガホシイノネ-単語の発見 |
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1 お母さんのおなかの中ではじまる言語の学習 “she”と“see”-言語によって違う音の単位/“race”と“lace”が聞き分けられないわけ-カテゴリー知覚/いつごろ音素のカテゴリーができるのか 2 人の声から単語を見つける リズムとイントネーションを使う/「チガガ出た」-単語と機能語の区別に気づく/単語をつくる音のパターンを分析する コラム(1) 赤ちゃんの持つ知識をどのように知ることができるのか |
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第2章 ヘレン・ケラーのwater事件-ことばの世界の扉を開ける |
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1 ことばの洞察 ヘレン・ケラーの話/チンパンジーの研究から 2 赤ちゃんの「思い込み」 単語の意味を教えられるのか?/湯船に落ちた時だけアヒル?-状況とモノを切り離す/グレープフルーツもクロワッサンも「おつきさま」-ことばの意味の範囲/固有名詞か普通名詞か/二歳児の考える「ネケ」の意味 3 ことばの仕組みを発見する 子どもにとって「似ている」モノ/「イヌと犬小屋」には同じ名前がつかない/形がないものは別/固有名詞はあとまわし/ことばの仕組みを発見する コラム(2) 心の中にあることばの辞書 |
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第3章 歯で唇をフム-動詞の意味の推測 |
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1 動きにも名前がある-動詞と名詞の違いに気づく 「チモッテル」は動作のことば?/ことばの形が名詞と動詞で同じだったら 2 「アゲル」「モラウ」「クレル」-動詞の意味の複雑さ 「アゲル」「モラウ」「クレル」/「ウサギをチモル」と「ウサギがチモル」/助詞で見極める/目的語が省略されると… 3 「足でナゲル」-動詞の意味を一般化する時の問題 「ナゲル」と「ケル」/オノマトペって実はすごい |
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第4章 血圧がヤスイ-モノの性質、色、位置関係の名前の学習 |
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1 モノの性質の名前 どの性質を指すのか見極める/比較の基準が相対的/くっつく名詞によって変化する/多種多様な反対語/発達段階に即してみると 2 色の名前 「アオい」かばんと「ムラサキの」かばん-色の名前の品詞/色の名前のつけ方は言語によって千差万別/色の地図を自分でつくる 3 位置関係の名前 クマの像の前はどっち-何を基準にした「前」か/「前」という語が持つ二つの視点システム/「前」「後」「左」「右」の意味の学習/「前後左右」と「東西南北」 4 まとめ-全体像がわからないと、単語の意味は学べない |
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第5章 ことばの発達の謎を解く-発見、創造、修正 |
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1 ことばの発達のジレンマ ことばの意味を「知る」とは/語彙という「意味のシステム」 2 発見 システムの存在を発見する/ことばを創るためのパーツを発見する/システムの中の「似ている」を発見する 3 創造 ことばを創る/学習した知識を創造的に使う/コンピュータにできないこと 4 修正 大人の言い方に合わせる/もうボールとは言えない/「修正」しながら単語の意味を深化させる/発見、創造、修正を繰り返す人間 5 システムが先にできていたら-外国語の学習 コラム(3) 子どもは詩人か? |
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第6章 言語が思考をつくる |
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1 ことばによって新しい概念を理解する 「愛」という概念の理解/抽象的なことばの意味をことばで理解する 2 知識の体系をつくる オカピの胃はいくつ?/ことばを頼りに「同じ種類」を決める 3 ことばが新たな概念を生む 数の概念/数のことばがなかったら 4 ことばの学習が科学的思考の基礎となる ことばは一貫した基準でカテゴリーをつくる/ことばがつくる「同じ」という概念/科学的発見と「関係のアナロジー」 |
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終章 読者のみなさんへのメッセージ |
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参考にした本、読者におすすめしたい本、論文など |