タイトルコード |
1000100446230 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
新自由主義と金融覇権 |
書名ヨミ |
シン ジユウ シュギ ト キンユウ ハケン |
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現代アメリカ経済政策史 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
萩原 伸次郎/著
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著者名ヨミ |
ハギワラ シンジロウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
大月書店
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出版年月 |
2016.11 |
本体価格 |
¥2900 |
ISBN |
978-4-272-15041-0 |
ISBN |
4-272-15041-0 |
数量 |
315p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
332.53
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件名 |
経済政策-アメリカ合衆国
金融政策
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内容紹介 |
世界経済危機をもたらしたアメリカ型金融システムとは何か。巨大金融産業による覇権の生成・確立・危機を主軸として、アメリカ合衆国における新自由主義経済政策の展開を辿る。 |
著者紹介 |
1947年京都市生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位修得退学。横浜国立大学名誉教授。著書に「オバマの経済政策とアベノミクス」など。 |
目次タイトル |
序章 新自由主義経済政策の歴史的源流 |
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第1節 ニクソン政権とIMF体制崩壊 第2節 多国籍企業・銀行の利害とニクソン政権 第3節 新国際経済秩序とアメリカにおける多国籍企業批判 第4節 アメリカ金融覇権生成の歴史的起点 |
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第Ⅰ部 金融覇権の生成 レーガン〜ジョージ・H・W・ブッシュの経済政策 |
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第1章 レーガン政権の経済政策とアメリカ企業 |
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第1節 レーガン軍拡経済とアメリカ軍需企業・多国籍企業 第2節 レーガン政権の経済政策と経済危機 第3節 レーガン経済政策の特質 第4節 金融優位の構造と所得不平等形成の歴史的起点 |
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第2章 レーガン政権と金融覇権の生成 |
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第1節 金融自由化とその経済的背景 第2節 金融業の競争激化と金融危機 第3節 レーガン政権の対日金融自由化要求 |
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第Ⅱ部 金融覇権の確立 クリントン政権の経済政策 |
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第3章 クリントン政権の経済政策とアメリカ企業 |
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第1節 共和党政権の敗北とクリントン政権の誕生 第2節 クリントン政権の経済再生計画 第3節 クリントン政権は世界経済をどのように見たか 第4節 クリントン政権の通商政策 |
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第4章 世界貿易機関の成立とアメリカ多国籍企業 |
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第1節 世界貿易機関の成立 第2節 世界貿易機関とハイテク多国籍企業 |
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第5章 クリントン政権とアジア金融危機 |
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第1節 東アジアの成長とアメリカ 第2節 アジア金融危機と国際資本移動 第3節 アジア金融危機はなぜ起こったのか 第4節 クリントン政権による国際金融システムの改革 |
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第6章 クリントン政権とアメリカ型金融システムの確立 |
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第1節 資本市場を基盤とする金融システムの形成 第2節 アメリカ型金融システムの確立と証券化 第3節 クリントノミクスと「ニューエコノミー」 |
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第Ⅲ部 金融覇権の危機 ブッシュ政権の経済政策 |
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第7章 ブッシュ政権の誕生と「ニューエコノミー」の終焉 |
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第1節 景気減速と減税政策 第2節 9.11同時多発テロの発生と緊急の経済対策 第3節 不正経理・粉飾決算事件の発覚とコーポレート・ガバナンスの再構築 |
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第8章 イラク戦争とブッシュ政権 |
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第1節 「悪の枢軸」と軍拡路線 第2節 ブッシュ政権の帝国主義的途上国戦略 |
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第9章 ブッシュ政権の経済政策と貧困層の拡大 |
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第1節 富裕層優遇の減税政策 第2節 貧困層の拡大と緩慢な景気回復 |
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第10章 世界経済危機はいかにして発生したか |
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第1節 ブッシュ政権下の景気拡大 第2節 危機勃発とブッシュ政権の経済対策 |
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第Ⅳ部 アメリカ経済の復興と金融覇権 オバマ政権の経済政策 |
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第11章 世界経済危機とオバマ政権の経済政策 |
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第1節 オバマ政権の金融危機対策 第2節 オバマ政権による金融制度改革 第3節 オバマ政権の経済復興政策 |
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第12章 オバマ政権の経済政策実施を阻む共和党 |
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第1節 共和党「小さな政府論」による徹底抗戦 第2節 「財政の崖」と議会共和党の瀬戸際作戦 |
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第13章 オバマ政権の「中間層重視の経済学」 |
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第1節 経済政策の基本理念 第2節 潜在成長能力の拡大と持続的経済成長 第3節 貧困対策と最低賃金 |
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第14章 オバマ政権と国際経済 |
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第1節 世界経済危機とグローバル不均衡 第2節 世界経済危機と貿易構造の変化 第3節 対外経済政策とTPP |
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終章 アメリカの経済政策に,今何が問われているのか |
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第1節 大恐慌勃発の世界経済的条件と危機対策 第2節 ニューディール政策の歴史的意義 第3節 世界経済危機勃発の世界経済的条件と危機対策 第4節 新自由主義的経済政策からの転換を求めて |