平成25年6月22日にユネスコの世界文化遺産に富士山と三保松原が登録され、改めて富士山の魅力とともに世界遺産がクローズアップされています。
世界遺産とは、地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から現在へと引き継がれてきたかけがえのない宝物です。世界遺産は、昭和47年の第17回ユネスコ総会で採択された世界遺産条約(正式には『世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約』)の中で定義されています。平成25年6月現在、世界遺産は981件(文化遺産759件、自然遺産193件、複合遺産29件)、条約締約国は189カ国です。
当館では、魅力ある世界遺産をテーマに県内各機関や他県との連携・協力を図りながら、図書館資料とともに最新の情報を県民に発信します。今一度この企画展示により世界・国内・千葉県遺産について、そして富士山のすばらしさについて各文化や自然の魅力を再認識していただければ幸いです。
展示テーマ
世界遺産 ~富士山から遺産めぐりの旅~
開催期間・開催場所
<展示期間>
平成26年1月7日(火)から2月16日(日)まで(※休館日を除く)
※図書館の休館日はコチラから。
<開催場所>
千葉県立中央図書館 【地図】
内容紹介・展示資料
- 展示1 世界遺産説明コーナー
世界遺産とは何か。また、世界遺産と富士山登録までの経緯など基本的なことがわかります。 - 展示2 国内遺産(富士山)紹介コーナーパート1
富士山の歴史・遺跡・信仰・自然・文化について写真や図書等からわかります。 - 展示3 国内遺産(富士山)紹介コーナーパート2
富士山にまつわる文学作品等の紹介や、山梨・静岡県立図書館の貴重な図書・ビデオ映像等から富士山について紹介します。 - 展示4 国内遺産(富士山)紹介コーナーパート3
地域にお住いの子ども達による“巨大4コママンガ”(富士山の歴史・金子まどか氏監修)や、千葉県立袖ケ浦特別支援学校の子ども達による“海越しの富士”の絵画作品を展示しています。 - 展示5 世界遺産ミニマップ・ランキングコーナー
世界の各国のランキング情報と主要な世界遺産をミニ地図で紹介します。(児童用) - 展示6 世界遺産マップ(大)コーナー
世界遺産に登録されている国々を地図で紹介します。また、関連図書も展示しています。 - 展示7 国内遺産マップコーナー
国内で世界遺産に登録されているものを地図で紹介します。また、関連図書も多数展示しています。 - 展示8 富士山登録や千葉県遺産にまつわる新聞雑誌記事紹介コーナー
当館に所蔵している新聞や雑誌から、世界遺産に登録された様子や富士山に関わる主要な記事などを紹介します。

スタンプラリー
展示期間中は、中央図書館内の各コーナーを巡るスタンプラリーを毎日開催します。
参加者には、記念品を差し上げます。
奮ってご参加ください。(展示5,8(児童資料室,千葉県資料室・新聞雑誌室)の閲覧は17時までとなります。)
関連講座
- 企画展示の関連講座を行います。
演題1「富士山の原生林と日本人の心」
講師 千葉県立中央博物館 副館長 中村 俊彦氏
演題2「富士山はなぜ世界文化遺産に成り得たのか ~山岳信仰と千葉~」
講師 千葉県立中央博物館 大利根分館 主任上席研究員 佐藤 誠氏
日時:平成26年1月25日(土)10:00~12:00 (約1時間ずつ講演します。)
場所:千葉県立中央図書館講堂
定員:先着40名。(要申込・入場無料)
- 講座終了後に、富士山の魅力を紹介するビデオ上映会(山梨県より借用)があります。(参加自由・入場無料)
日時:平成26年1月25日(土)12:00~
場所:千葉県立中央図書館講堂
上映内容:「栄えゆくみち」、「明けゆく郷土」、「河口湖大橋」、「富士と富士五湖」
【申込み方法】
下記の問合先に電話又は来館にて、氏名・連絡先をお知らせください。