妖怪は、その地域の暮らしと密接に結び付きながら伝承されてきました。その意味で、妖怪はその地域の特色を表す鏡と言えます。しかし、人々の生活スタイルが変わり、地域社会のつながりが薄れていく中で、口承が途絶えたり、妖怪のモチーフになった動植物や道具が忘れ去られたりということが起こりつつあります。妖怪への関心をきっかけに、地域や郷土資料へ目を向けて理解を深めていただければ幸いです。
展示テーマ
妖怪発見伝 ~あやかしの世界へようこそ~
期間・場所
<展示期間>
平成26年12月20日(土)から平成27年2月15日(日)まで(※休館日を除く)
※図書館の休館日はこちらから。
<開催場所>
千葉県立中央図書館 【地図】
内容紹介・展示資料
- 展示1 妖怪ことはじめ
そもそも妖怪って何?どんな仲間がいるの?基本のキから妖怪がわかります。
- 展示2 ミニ展覧会
江戸時代の浮世絵など、絵画に描かれた妖怪たちを大きなモニターで鑑賞できます。
- 展示3 妖怪クイズ
妖怪にまつわるクイズを出題しています。絵本や物語にヒントが隠れているかもしれません。
- 展示4 世界の妖怪
狼男や吸血鬼、妖精など、世界で語り継がれてきた怪しげなものたちを紹介します。
- 展示5 日本の妖怪
親しみやすい小説・図説から本格的な研究書まで、日本の妖怪にいろいろな角度から迫ります。
- 展示6 千葉の妖怪・伝説・民話
身近なところにも妖怪は潜んでいます。県内の不思議な話も合わせて紹介します。
- 展示7 妖怪いまむかし
明治時代、妖怪を科学的に研究し妖怪博士と呼ばれた井上円了の功績を紹介します。
スタンプラリー
展示期間中、中央図書館内の各コーナーを巡るスタンプラリーを毎日開催します。
参加者には記念品を差し上げます。奮ってご参加ください。
(展示3,6,7(児童資料室,千葉県資料室,新聞雑誌室)の閲覧は17時までとなります。)
関連行事
- 関連講座
演題「もののけ半島ちば -河童・浮世絵・博物学-」
講師:千葉県立中央博物館 主席研究員兼歴史学研究科長 内田 龍哉 氏
日時:平成27年1月24日(土) 午前10時30分~正午
場所:千葉県立中央図書館 講堂
定員:先着40名 (要申込・入場無料)
【申込み方法】
下記の問合先に電話又は来館にて、氏名・連絡先をお知らせください。
- 妖怪発見おはなし会
妖怪が登場するおはなしの読み聞かせを行います。
日時:平成27年1月31日(土) 午後1時30分~2時
場所:千葉県立中央図書館 児童資料室
(申込不要)
同じ日には、佐倉市のキャラクター・カムロちゃんが来館します。
日時:平成27年1月31日(土)
1回目 午後0時45分~1時15分
2回目 午後2時45分~3時15分
場所:千葉県立中央図書館 正面玄関・受付付近
*毎週土曜日、午後1時30分からおはなし会を開催しています。