ユネスコ(国連教育科学文化機関)は、平成25年12月4日アゼルバイジャンのバクーで開いた第8回政府間委員会で、「和食;日本人の伝統的な食文化」を無形文化遺産に登録しました。
「無形文化遺産」は遺跡や自然、建造物などが対象の「世界遺産」、文書や絵画などが対象の「世界記憶遺産」とともに、ユネスコの「3大遺産事業」と言われています。
日本からは能楽、歌舞伎、アイヌの古式舞踏などに続き、「和食」で22件目となります。
特に、食に関する無形文化遺産ではフランスの料理や食文化、地中海周辺の料理など4件しか登録されておらず「和食」で5件目となります。
日本人が長い歴史の中で育んできた「和食」のよさは、根底に人をおもてなす心があり、このすばらしい財産を日本の誇りとして、次の世代へ守り伝えていくことが大切であると考え企画いたしました。
今回の展示では、県立図書館の資料の中から日本の伝統的な食文化である「和食」に関する資料の一部をご紹介させて頂きます。
まだ書庫に眠っている関連本もたくさんあります。展示をきっかけにご興味をお持ちいただけたら嬉しいです。どうぞ職員に気軽にお声がけください。
千葉県立中央図書館長
<受付前展示棚>
<1階展示コーナー>
<2階中央カウンター横書架>
展示資料の一覧はこちらをご覧ください(245KB)
期間 平成26年4月18日(金)~平成26年8月14日(木)
場所 千葉県立中央図書館 1階 展示ホール
2階 受付前棚・中央カウンター横書架
問い合わせ 千葉県立中央図書館
千葉市中央区市場町11-1 TEL043-222-0116