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中央図書館 展示 松尾芭蕉  ~松尾芭蕉が歩んだ軌跡!~

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江戸時代の俳人。本名は松尾宗房。1644年(正保元年)伊賀国上野(三重県上野市)に6人兄妹の次男として生まれました。

松尾家は準武士待遇の農民で、12歳の時に父が逝去し、18歳で侍大将の良忠に料理人として仕えたとのことでした。

芭蕉は江戸へ出て、俳人として修業を積んだようです。当時の俳句は、ユニークな表現や当時の生活の華やかな様子を詠む俳句ばかりが持てはやされていたようです。しかし芭蕉が目指したのは “ユニークさ”や“華やかさ”を求める俳句ではなく、静寂の中の自然の美しさ、つまり自然や人生が刻み込まれた俳句であったようです。

例えば有名な俳句に「閑さや岩にしみ入る蝉の声」があります。山形の立石寺という山寺があり、静かなお寺です。物音一つしません。崖をめぐり、岩を這って、仏閣を拝むと心の中までが澄んでいくようなその静寂さを伝えたく句に詠んだとされています。芭蕉は自身の手で、己の精神と向き合う文学を目指していったのではないでしょうか。

自分の信念を最後まで全うした生き方には、尊敬の念を抱きます。

今年は、俳人・松尾芭蕉の生誕370年目を迎えます。これを機会に松尾芭蕉と共に国内にある自然の美しさや歴史と伝統のある建築物に触れ、当時の松尾芭蕉の気持ちを少しでも垣間見ることができたら嬉しく思います。 

                                                                                                                                     千葉県立中央図書館長

<受付前展示棚>

                                                                                                        

<1階展示コーナー>

 

<2階中央カウンター横>

展示資料はこちらをご覧くださいPDF:217KB

期間 平成26年9月2日(火)~平成26年12月18日(木)   

場所 千葉県立中央図書館 1階 展示ホール 2階 受付前棚・中央カウンター横書架

問い合わせ

千葉県立中央図書館
千葉市中央区市場町11-1 TEL 043-222-0116

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