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芸術になった料理 ~魯山人の世界~
「芸術になった○○」と題した連続シリーズの3回目は北大路魯山人を紹介します。
「美と食の巨人」とよばれた北大路魯山人(1883-1959)。その類い稀なる審美眼により、美食と陶芸のみならず、多彩な分野に足跡を残しました。美食家として知られた魯山人は、料理を演出するための器を作ることから作陶の道へと進みました。大正15(昭和元)年には、星岡茶寮で使用する器を焼成するため、北鎌倉の地に「星岡窯」を開窯。多くの陶工を従えて本格的な作陶を行いました。
「星岡茶寮」は、大正14年(1925)三月に東京赤坂に開設され、魯山人が顧問兼料理長をつとめた会員制高級料亭です。料理はもちろんのこと、部屋のしつらえ、客あしらいまで、魯山人の類い稀なる感性がいかんなく発揮されました。
なお、展示してある資料はお貸出しできますので、中央カウンターまでお申し出下さい。
(ただし、雑誌等、一部の資料は館内でのご利用となります。
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期間
平成22年9月18日(土)~10月11日(祝)
場所
県立中央図書館 受付前 展示コーナー
問い合わせ
千葉県立中央図書館
千葉市中央区市場町11-1 TEL 043-222-0116