東部図書館では、7月を除く奇数月の第3土曜日に「名作映画鑑賞会」を開催しています。どうぞお気軽に足をお運びください。(無料)
ご予約は不要です。当日直接会場へお越しください。
詳細
時 間 | 開 場:13時15分~ 上 映:13時30分~ |
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場 所 | 東部図書館 3階研修室 |
定 員 | 60名 |
問い合わせ | 千葉県立東部図書館 電話0479-62-7070 |
平成28年1月の上映予定
1月16日(土)
『野ばら』 1957年/西ドイツ/95分
■スタッフ
監 督 : マックス・ノイフェルト
製 作 : エドゥアルド・ヘーシュ
脚 本 : マックス・ノイフェルト、カール・ライター
音 楽 : ハインツ・ノイブラント
撮 影 : ヴァクラフ・ヴィッヒ
■キャスト
ミハエル・アンデ
パウル・ヘルビガー
エリノア・イェンセン
バウル・ベジガー
■ストーリー
1956年のハンガリー動乱の際、オーストリアに逃げてきた孤児の少年トーニが、ウィーン少年合唱団員となり、苦難を乗り越えて仲間達と一緒にアメリカ演奏旅行に旅立つまでを描いた心温まる物語。
日本で初めて公開されたウィーン少年合唱団の作品で、『野ばら』『アヴェ・マリア』をはじめ数々の名曲が歌われている。
■豆知識
モーツァルトやベートーヴェンのような成人でなくとも、音楽を志す幼い少年たちにとってさえ、ウィーンは魅力的な土地だった。時代をときめく音楽家が、この街には多数存在したからである。彼らのもとで学ぶことができれば、またとない音楽修行となるはずだった。個人的にレッスンを受けるか受けないかは別にして、自身の才能に磨きをかけられる機会は、実に様々なところに転がっていた。典型的な例は、宮廷楽団の一角をなしていた合唱団や、ウィーン市内の有力教会付属の合唱団である。当時、典礼用の演奏における女人禁制令が貫かれてきたカトリック教会にあって、高音域のパートは、少年たちによって受け持たれていた。
(参考文献:饗庭孝男[ほか]著『ウィーン―多民族文化のフーガ』大修館書店、2010年)
関連資料
資料名 | 著者名等 | 出版者名 | 出版年 | 請求記号 | |
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ウィーン 栄光・黄昏・亡命 | ポール・ホフマン 著 | 作品社 | 2014 | 2346/41/ | |
ウィーン 多民族文化のフーガ | 饗庭 孝男 著 | 大修館書店 | 2010 | 2346/36/ | |
ふたたびウィーンはウィーン ウィーンの音楽をもっとよく知るために | 前田 昭雄 著 | 音楽之友社 | 2002 | 76234/134/ | |
ウィーン大研究 音楽都市 | 春秋社 | 1992 | 7023/U56/ | ||
ウィーン音楽地図 1 | クリスティアン・M・ネベハイ 著 | 音楽之友社 | 1987 | 76234/80/1 | |
ウィーン音楽地図 2 | クリスティアン・M・ネベハイ 著 | 音楽之友社 | 1987 | 76234/80/2 | |
西洋の音楽と社会 2 花開く宮廷音楽 | イアン・フェンロン 編 | 音楽之友社 | 1997 | 7623/1/2 | |
グランドオペラ Vol.25 ウィーン国立歌劇場と音楽の聖地ウィーン | 音楽之友社 | 2000 | 7661/39/25 | ||
図説オーストリアの歴史 | 増谷 英樹 著 | 河出書房新社 | 2011 | 2346/38/ | |
図説ハンガリーの歴史 | 南塚 信吾 著 | 河出書房新社 | 2012 | 2347/20/ | |
1956年のハンガリー革命 改革・蜂起・自由・闘争・報復 | リトヴァーン・ジェルジュ 著 | 現代思潮新社 | 2006 | 2347/13/ | |
ゲーテ、その愛 「野ばら」から『ファウスト』の「グレートヒェン悲劇」まで | 溝井 高志 著 | 晃洋書房 | 2004 | 94026/ケヨ16/ | |
野ばらの来た道 | 坂西 八郎 著 | 響文社 | 2005 | 76704/5/ | |
美しく青きドナウ ウィーン国立歌劇場少年少女合唱団サントリーホール・ライヴ | ウィーン国立歌劇場少年少女合唱団 合唱 | カメラータ・トウキョウ | 1997 | AD767/280/ | |
天使の歌声 ザ・ベスト・オブ・ウィーン少年合唱団 | ウィーン少年合唱団 合唱 | ポリグラム | 1999 | AD767/724/ |