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東部図書館 1月 「名作映画鑑賞会」のお知らせ

カテゴリ:

 東部図書館では、奇数月の第3土曜日に「名作映画鑑賞会」を開催しています。どうぞお気軽に足をお運びください。(無料)
 ご予約は不要です。当日直接会場へお越しください。

詳細

時  間 開 場:13時15分~
上 映:13時30分~
場  所 東部図書館 3階研修室
定  員 60名
問い合わせ 千葉県立東部図書館
電話0479-62-7070

平成27年1月の上映予定

1月17日(土)

『恋文』 1953年/日本/98分 


■スタッフ
 監    督 : 田中 絹代
 原   作 : 丹羽 文雄
 脚   本 : 木下 恵介
 撮   影 : 鈴木 博
 音   楽 : 斎藤 一郎
 美   術 : 進藤 誠吾


■キャスト
 森 雅之
 久我 美子
 宇野 重吉
 香川 京子
 田中 絹代
 花井 蘭子

 

■ストーリー
 終戦後、5年間探し続けている想い人、道子を探すために上京した礼吉は、定職に就かず弟の洋の家に居候していた。ある日、渋谷で偶然出会った旧友の山路に英文の手紙を書く仕事を勧められた。それは、女たちが、本国に帰還した兵士に送る恋文の代筆業だった。 田中絹代初監督作品。


■豆知識
  終戦後3年間で渋谷区の人口は4万人弱増えたが、戦前の居住者の復帰だけでなく、新たな流入者も多かった。バラックの住宅地に囲まれたスリバチの底に渋谷駅があり、駅に近い土地をヤミ市があっという間に埋めた。1950年前後になると、露店の取り締まりと撤去作業が行われ、ヤミ市の新しい形態として連棟式マーケットが各地に出現した。なかでも、道玄坂、東急本店通り(現・文化村通り)の二辺に挟まれた三角地帯のマーケットは渋谷最大であった。道玄坂に沿う一帯はほぼ古着屋に占められ、東急本店通り側や街区の内側に飲み屋が並んだ。恋文の代書屋はその一角にあり、丹羽が小説化し、反響を呼んだことから「恋文横丁」の名がついた。

 (参考文献:『盛り場はヤミ市から生まれた』)

関連資料

資料名著者名等出版者名出版年請求記号
小説 田中絹代  新藤 兼人 著 読売新聞社 1983 9136/SH62
花も嵐も  女優・田中絹代の生涯  古川 薫 著 文芸春秋 2002 9136/フカ10
文士のゴルフ  丹羽学校三十三年の歴史に沿って 大久保 房男 著 展望社 2000 91026/499
丹羽文雄と田村泰次郎 濱川 勝彦 編著 学術出版会 2006 91026/ニフ3
追悼丹羽文雄 大河内 昭爾 著 鳥影社 2006 91026/ニフ2
鮎・母の日・妻  丹羽文雄短篇集 丹羽 文雄 著 講談社 2006 9136/ニフ2
森雅之  知性の愁い、官能の惑わし 田中 真澄 〔ほか〕編 フィルムアート社 1998 77821/116
天才監督木下惠介 長部 日出雄 著 新潮社 2005 77821/325
木下恵介の遺言 横堀 幸司 著 朝日新聞社 2000 77821/198
歴史のなかの渋谷  渋谷から江戸・東京へ 上山 和雄 編著 雄山閣 2011 21361/98
記憶のなかの街渋谷 中林 啓治 著 河出書房新社 2001 21361/21
東京都の歴史散歩 東京都歴史教育研究会 編 山川出版社 2005 29136/7/05-2
盛り場はヤミ市から生まれた 橋本 健二 著 青弓社 2013 6721/32
名作と歩く東京山の手・下町 青木 登 文・写真 けやき出版 2006 91026/699/7
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